環境社会学部 教員一覧
教授              
  倉林 眞砂斗    鈴木 弘孝    川口 健夫    深沢 茂樹    福田 順子
  多田 充   小野 攻   井上 明久    
准教授        
  瀧 章次   名本 光男    国武 陽子    家富 誠敏  
助教        
  中村 智香    Timothy J. Woolstencroft


倉林 眞砂斗 教授 副学長

【専門分野】
 考古学

【担当科目】
 キャリア形成III・IV、ビジネスプレゼンテーション

【メッセージ】
 学生時代(大学院も含めて)は、各地で発掘調査に明け暮れていました。土中から姿を現す「モノ」から、具体的かつ論理的に考えることが性に合っていたからかも知れません。また、見知らぬ土地を巡ることも好きでした。一方で、発掘調査は楽しいことばかりではなく、忍耐と工夫とマネジメントを学ぶ場でもありました。海外調査での厳しい生活経験を通して、人の考え方や行動が、環境に否応なく左右されることを身にしみて感じます。
 今は、この“副産物の学び”が意外に役立っているように思えるから不思議です。要するに、大学での専門分野の学びとは、一つの“社会を見る窓”のようなものと言って良いかも知れません。大学は、4年という時間に見合う多彩な「学び」に溢れています。
 長い目で「もの」を見ることができる利点を一例。例えば、サルが二本足で歩き始めたのが約700万年前。ヒト化への第一歩です。一世代の平均寿命を大雑把に35年とすると、何と、私たちは200,000組のペア(ほとんどはオス・メスと呼ぶべき?)の末裔ということになります。1人(1匹?)が欠けても、私たちはこの世に存在しないのです。“奇跡的な生”として存在する自分を感じませんか?

 物質文化研究センターHP
 リベラルアーツ&サイエンスセンターHP


鈴木 弘孝 教授

 博士(農学)・技術士(建設部門)

【専門分野】
 公園緑地行政、緑地計画、屋上・壁面等緑化、環境デザイン

【所属学会】
 日本造園学会・日本都市計画学会・日本緑化工学会・環境情報科学センター

【担当科目】
 環境関連法、環境政策論、緑地まちづくり、屋上緑化、土壌・肥料論、エクステリア、環境社会国内研修、プロジェクト研究c

【メッセージ】
 
大学院修了後、建設省(現 国土交通省)に入省し、30年間の公務員生活の大半は国の公園緑地行政の一端を担ってきました。在職中には、国営木曽三川公園(愛知県・岐阜県・三重県)、国営海の中道海浜公園(福岡市)、国営越後丘陵公園(新潟県長岡市)等の大規模公園プロジェクトに従事し、公園の計画・設計・建設等の業務を遂行しました。また、「緑の政策大綱」の起草、「第一次公園・緑化技術五箇年計画」のとりまとめ、埼玉新都心への国のブロック機関の集団移転計画等を担当した他、1990年の国際花と緑の博覧会、2005年の日本国際博覧会(愛知万博)の2度の国際博に参画し、政府出展、会場計画並びに会場建設の業務を遂行しました。
 茨城県つくば研究学園都市にある(独)建築研究所では、屋上や壁面等の建物緑化による温熱環境改善効果等についての実証研究を行い、現在もこの分野の研究を継続しています。
 2010年度より城西国際大学環境社会学部にて、これまでの行政経験、研究生活等を活かして、緑地まちづくり、屋上緑化、環境政策論、環境関連法などの講義を受け持っています。これらの、講義を通じて、自然と人間が共生できる低炭素都市のあり方や具体的な都市緑化の手法、環境関連の法制度、環境政策に関する基本原則等について、学生たちに基礎的な知識と計画技術の体得ができるようサポートしています。また、プロジェクトとして、グリーンカーテンによるヒートアイランド緩和効果や心理的効果等について、受託研究や科研費により実験計測を行い、効果分析を進めています。

【主な業績】
  第8回環境情報科学センター賞 学術論文賞 (2008)
  平成19年度日本造園学会 学会賞 研究奨励賞 (2008)

【社会貢献・学会活動】
・日本緑化工学会大会特集号編集委員会(論文部門)委員 (2016-)
・東金市他三市町清掃組合新ごみ処理施設用地検討委員会委員長(2015~)
・茂原市まちづくり条例策定協議会委員(2013-2014)
・環境情報科学論文集委員会委員 (環境情報科学センター, 2011-2015)
・日本緑化工学会論文集委員会編集幹事 (2011-2013)
・日本緑化工学会論文集委員会委員 (2007-2011)
・特殊緑化技術検討委員会委員 (都市緑化機構, 2006-2007)
・愛知万博における壁面緑化実験計画調査に関する検討委員会委員 (都市緑化機構, 2004-2005)
・公園・緑化技術会議委員 (国土交通省,2003-2007)

【主な著書】
「緑と地域計画Ⅱ」(2011) 共著, 古今書院
「緩衝緑地整備における事業効果分析と樹林構造の評価」(2008) 単著, 建築研究所
「壁面緑化による建築敷地・街区での温熱環境改善効果に関する研究」(2007) 単著, 建築研究所
「市民ランドスケープの展開」(2006) 共著,環境コミュニケーションズ
「市民ランドスケープの創造」(1996) 共著,公害対策技術同友会
「造園の事典」(1996) 共著,朝倉書店,98-106
「都市公園におけるオートキャンプ場計画指針」(1995) 共著, (社)日本公園緑地協会
「造園施工管理技術編」(1994) 共著, (社)日本公園緑地協会

【主な論文】

(筆頭筆者・査読付)

・鈴木弘孝・加藤真司・藤田茂 (2016) 表面温度と日射量から見たグリーンカーテンの温熱環境改善効果, ランドスケープ研究79(5),459-464

・鈴木弘孝・加藤真司・桑沢保夫・藤田茂 (2015) SET*,PMVを用いたバルコニー部における緑のカーテンの温熱環境改善効果,日本緑化工学会誌 41(1), 175-180

・鈴木弘孝・加藤真司・藤田茂 (2015) MRT,WBGTによるグリーンカーテンの温熱環境改善効果の評価, ランドスケープ研究78(5),505-510

・Hirotaka SUZUKI, Masashi KATO (2012) Actual conditions and problems regarding the ongoing preservation and survival of traditional horticultural plants in Japan , Journal of Landscape Architecture in Asia, 195~200

・鈴木弘孝・金甫炫・加藤真司・藤田茂 (2011) 屋上緑化施設の公開,植栽形態ならびに費用に関する公共と民間の比較, ランドスケープ研究74(5),451-456

・鈴木 弘孝・加藤 真司・藤田 茂・金甫炫 (2009) 屋上緑化施設の公開に関する実態調査, 日本緑化工学会誌 35(1), 228-231

・鈴木弘孝・吉川淳一郎 (2008) 建築敷地緑化の違いが実在地区内の顕熱負荷に与える影響に関するシミュレーション解析,日本緑化工学会誌 34(1),97-102

・鈴木弘孝 (2008) 建築物緑化の温熱環境改善効果に関する既往研究レビュー, 日本緑化工学会誌 34(2), 355-362

・鈴木弘孝・臼井敦史・目黒伸一 (2008) 材積指数から見た植栽後約30年が経過した緩衝緑地の樹林構造特性,環境情報科学論文集No.22,405-410

・鈴木弘孝・三坂育正・田代順孝 (2007) 蒸発効率を指標とした壁面緑化の蒸発特性,ランドスケープ研究70(5),401-406

・鈴木弘孝・三坂育正・水谷敦司・田代順孝 (2007) 壁面緑化パネルを用いた温熱環境改善効果の評価・計測技術,日本造園学会技術報告集 2007,90-95

・鈴木弘孝・臼井敦史・目黒伸一 (2007) 植栽後約30年が経過した緩衝緑地内樹木の生長動態,環境情報科学論文集No.21,59-64

・鈴木弘孝・阪田升・中山浩成・田代順孝 (2007) CFD解析を用いた建物緑化による温熱環境改善効果シミュレーション,環境情報科学 35(4),54-65

・鈴木弘孝・中山浩成・田代順孝 (2007) 建物緑化の違いが街区内の気温と湿度の分布に与える影響に関する数値解析,日本緑化工学会誌 33(1),158-163

・鈴木弘孝・三坂育正・水谷敦司・田代順孝 (2006) WBGT,SET*による壁面緑化の温熱環境改善効果の評価,ランドスケープ研究 69(5),441-446

・鈴木弘孝・三坂育正・田代順孝 (2006) 蒸発散量の計測によるパネル型壁面緑化の温熱環境改善効果,日本緑化工学会誌 32(1),80-85

・鈴木弘孝・三坂育正・本條 毅・田代順孝 (2006) パネル型壁面緑化における蒸発散量の推計と熱収支の評価,環境情報科学論文集No.20,205-210

・鈴木弘孝・三坂育正・村野直康・田代順孝 (2005) 壁面緑化による建物外部の温熱環境改善効果に関する研究,ランドスケープ研究 68(5),503-508

・鈴木弘孝・小島隆矢・嶋田俊平・野島義照・田代順孝 (2005) 壁面緑化に関する技術開発の動向と課題,日本緑化工学会誌 31(2),247-259

・Hirotaka Suzuki (2005) Study on actual states of public open spaces and the characteristics of green spaces constructed by Planned Development Design and Special Zoning Urban Area Systems in the 23 wards of Tokyo,Journal of Landscape Architecture in Asia Volume 1, Chinese Landscape Architecture,106-112

・鈴木弘孝・臼井敦史・藤崎健一郎・田代順孝 (2005) 姫路市内における緩衝緑地内の樹林構造の評価に関する研究,日本緑化工学会誌 31(1),9-14

・鈴木弘孝 (2005) 共同福利施設建設譲渡事業における財政支援措置に関する研究. 環境情報科学論文集No.19,123-126

・鈴木弘孝 (2004) 緩衝緑地整備に果たした共同福利施設建設譲渡事業の意義と役割に関する研究. 環境情報科学論文集No.18,343-348

・鈴木弘孝・高橋寿夫 (2004) 緩衝緑地整備の事業効果分析. 環境情報科学論文集 No.18,349-354

(共同筆者・査読付)

・三坂育正・鈴木弘孝 (2006) 壁面緑化による都市暑熱緩和効果に関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集 (関東),659-660

・三坂育正・鈴木弘孝・藤崎健一郎・成田健一・田代順孝 (2005) 壁面緑化植物の蒸散作用による温熱環境改善効果,環境情報科学論文集No.19,113-116

・臼井敦史・鈴木弘孝・藤崎健一郎・田代順孝 (2005) 緩衝緑地形成におけるパターン植栽手法の効果,環境情報科学論文集No.19,107-112

・野島義照・鈴木弘孝 (2004) 壁面緑化による夏季の壁面から屋内への熱流および熱流量の軽減効果,ランドスケープ研究 67(5),447-452 

 

【技術報告】

・加藤真司・持田太樹・宮里政智・鈴木弘孝 (2015) 屋内設置型緑のカーテンの試験設置による窓辺景観向上機能の検証, ランドスケープ研究 76増刊(No.8) 技術報告集,74-77

・加藤真司・鈴木弘孝・藤田茂 (2015) 関東地域における建物緑化の自生種率評価, 日本緑化工学会誌 41(1)技術報告, 247-250

・加藤真司・持田太樹・宮里政智・鈴木弘孝 (2015) 屋内設置型緑のカーテンの試験設置による窓辺景観向上機能の検証, ランドスケープ研究 76増刊(No.8) 技術報告集,74-77

・加藤真司・石井義光・樋野公宏・鈴木弘孝 (2013) 緑のカーテンの節電効果に関する研究~浜松市内におけるアンケート調査より~, 日本緑化工学会誌 39(1) 技術報告,133-136

・金甫炫・鈴木弘孝・加藤真司・藤田茂・田代順孝 (2011) 屋上緑化施設の植栽形態に関する実態調査, 造園技術報告集No.6, 70-73

・加藤真司・石井義光・有川 智・鈴木雅和・鈴木弘孝 (2011) CVMによる建物緑化の社会的便益費用評価及び季節バイアス研究, 造園技術報告集No.6, 62-65

・加藤真司・石井義光・有川 智・金甫炫・鈴木弘孝 (2011) 階層分析法を用いた建物緑化の宣伝効果研究, 日本緑化工学会誌 37(1) 技術報告,183-186

・鈴木弘孝・加藤真司・藤田茂・金甫炫 (2009) 屋上緑化施設の公開に関する実態調査,日本緑化工学会誌 35(2) 技術報告,228-231

・鈴木弘孝・三坂育正 (2008) 季節の違いによる壁面緑化の温熱環境改善効果, 日本緑化工学会誌 33(4) 技術報告, 587-595

・鈴木弘孝 (2008) 実在街区内での樹木配置・壁面緑化の違いによる温熱環境シミュレーション,日本緑化工学会誌 34(2) 技術報告,399-408

・鈴木弘孝・三坂育正・田代順孝 (2007) パネル型壁面緑化における熱収支特性と蒸発散量の推定,日本緑化工学会誌 33(1) 技術報告,303-306

・三坂育正・鈴木弘孝・水谷敦司・村野直康・田代順孝 (2006) 壁面緑化植物の熱収支特性の評価に関する研究,日本建築学会技術報告,23号,233-236

 

【大学紀要】

・鈴木弘孝 (2016) 緩衝緑地整備事業がわが国の環境行政に果たした役割, 城西国際大学紀要 24 (7), 1-17

・鈴木弘孝 (2016) 壁面緑化による温熱環境改善効果, 城西国際大学紀要 24 (7), 19-36

・鈴木弘孝 (2015) 花の万博の理念がもたらした社会的意義と効果―自然と人間との共生―, 城西国際大学紀要 23 (7), 1-16

・鈴木弘孝 (2015) 夏季におけるヘデラ属2種を用いた蒸散量の計測, 城西国際大学紀要 23 (7), 57-71

・鈴木弘孝 (2014) 壁面緑化の研究動向と普及に向けた諸課題, 城西国際大学紀要 22 (7), 1-25

・鈴木弘孝 (2013) 公開空地の実態と緑化の特性に関する研究-東京都23区を対象として-, 城西国際大学紀要 21 (7), 1-15

・鈴木弘孝 (2012) 屋上緑化施設における植栽の形態, 城西国際大学紀要 20 (7), 1-9

・鈴木弘孝 (2011) 日本における伝統園芸植物の保存と継承の現状と課題, 城西国際大学紀要 19 (7), 21-32


川口 健夫 教授

 博士(薬学)

【専門分野】
 ホリスティック療法、タラソテラピー、アロマテラピー

【所属学会】
 ホリスティックサイエンス学術協議会、ナード・ジャパン・アロマテラピー協会
 (社)八重山ホリスティック療法研究会、日本リフレクソロジスト認定機構

【担当科目】
 香りの心理、ハーブ園芸、植物病論、環境社会海外研修、プロジェクト研究a、プロジェクト研究c

【メッセージ】
 米国カンサス大学、帝人生物医学研究所、城西大学薬学部などを経て、2010年より現職につきました。20代30代は核酸誘導体による癌の化学療法(抗癌剤の開発)を研究していました。肝細胞癌(原発性肝臓癌)に有効な薬剤を見出し、その臨床開発研究も経験しました。その後、癌患者の治療研究から、QOL(生活の質)の向上を目的とした、「癒し」の研究に転向し、自然療法、代替療法などのホリスティック療法を学びました。
 現在は、香りの力を応用したアロマテラピーや海の力を利用するタラソテラピーの開発と普及に注力しています。
皆さんは、日々、携帯電話やテレビで画像(視覚刺激)や音楽(聴覚刺激)を楽しみ、美味しい食事(味覚刺激)や肌触りの良い衣服(触覚刺激)も大好きなはずです。同じように、アロマ(芳香刺激=嗅覚刺激)にも、心身の健康を整え、生活を豊かにする作用があります。アロマは、鼻を介して、脳に刺激を伝え、心の平安、心臓や消化管の調整、そして記憶の機能にも働きかけることが解ってきまました。身近なアロマを利用して、健康的な環境を創る方法を一緒に探索してみましょう。
 ヒトを含めて、全ての生命は海から生まれました。海水中には100種類以上のミネラルが含まれ、その濃度の比率は、私たちの血液と同じです。このミネラルの力を利用するのがタラソテラピー(私たちはミネラルテラピーと呼んでいます)です。日本最南端の石垣市(石垣島)に、10年の歳月を掛けてミネラルテラピーの療養施設を建設しました。是非、一緒に海の癒しを体験してみましょう。

【主な業績】

・地域新産業創出総合支援事業「地域ベンチャー中小企業等商品化・新事業可能性調査」(2006)

・中小商業ビジネスモデル支援事業「海洋療法施設(タラソテラピー)を核にした異業種・複合型観光関連商業のビジネスモデル可能性調査」(2007)

・中小商業ビジネスモデル支援事業「異業種・複合型観光関連商業のビジネスモデルの核となる海洋療法(タラソテラピー)施設の実現化のための実証実験」(2009)

 

【社会貢献・学会活動】

・ホリスティックサイエンス学術協議会・事務局長

・ナード・ジャパン・アロマテラピー協会・顧問

・(社)八重山ホリスティック療法研究会・会長、理事

・日本リフレクソロジスト認定機構・顧問

・(社)ニュー・パブリック・ワークス・設立理事

 

【主な著書】

・「Pharmacokinetics A MODERN VIEW」 (1984)共著、Plenum, New York

・「ティートリー油」(1998)単訳、フレグランスジャーナル社

・「プロフェッショナルのためのアロマテラピー」(1999)単訳、フレグランスジャーナル社

・「エッセンシャルオイルの特性と使い方」(1999)単訳、フレグランスジャーナル社

・「精油の化学」(2000)単訳、フレグランスジャーナル社

・「味と匂い」(2002)単訳、フレグランスジャーナル社

・「癒しの島とタラソテラピー」(2002)共著、四谷ラウンド

・「ハイドロゾル」(2002)単訳、フレグランスジャーナル社

・「ハーブの安全性ガイド」(2003)単訳、フレグランスジャーナル社

・「科学技術と未来」(2003)共著、中央公論

・「ニールスヤードの自然療法」(2005)監訳、フレグランスジャーナル社

・「自然療法ハンドブック」(2006)単訳、フレグランスジャーナル社

・「薬と代替療法」(2006)単著、ブラス出版

・「プロフェッショナルのためのアロマテラピー第3版」(2009)単訳、フレグランスジャーナル社

・「香りで難病対策」(2011)単著、フレグランスジャーナル社

・「マリー・アントワネットの植物誌」(2014)単訳、原書房

 

【主な論文】

・Antitumor Activity of 3',5'-Diesters of 5-Fluoro-2'-deoxyuridine Against Murine Leukemia L1210 Cells. Fumihiko Kanzawa, Akio Hoshi, Kazuo Kuretani, Mineo Saneyoshi, Takeo Kawaguchi. Cancer Chemother. Pharmacol., 6, 19-23, 1981.

・ Potentiation by Acyclothymidine Esters of the Antitumor Effect of Orally Administered 5-Fluoro-2'-deoxyuridine Esters on L1210 in Mice. Takeo Kawaguchi, Masahiko Saito, Mineo Saneyoshi. Jpn. J. Cancer Res. (Gann), 77, 436-439, 1986.

・ Dehydration and Epimerization of 7-Thiaprostaglandin-E1 Analogues. Takeo Kawaguchi and Yoshiki Suzuki. J. Pharm. Sci., 75, 992-994, 1986.

・ Selective Antitumor Effects of 3',5'-Dioctanoyl-5-fluoro-2'- deoxyuridine, a Lipophilic Prodrug of 5-Fluoro-2'-deoxyuridine, Dissolved in an Oily Lymphographic Agent on Hepatic Cancer of Rabbits Bearing VX-2 Tumor. Shoji Fukushima, Takeo Kawaguchi, Mika Nishida, Kazuhiko Juni, Yasuyuki Yamashita, Mutsumasa Takahashi, Masahiro Nakano. Cancer Res., 47, 1390-1394, 1987.

・Selective Accumulatiopn of 3',5'-Dioctanoyl-5-fluoro-2'-deoxy- uridine (FdUrd-C8) and Sustained Release of Its Active Metabolites in VX-2 Rabbit Hepatoma following Intraarterial Administration of FdUrd-C8 Solution in Lipiodol. Takeo Kawaguchi, Shoji Fukushima, Yoshiki Hayashi, Mika Kaneda, Masahiro Nakano. Cancer Res., 48, 4179-4183, 1988.

・ Non-enzymatic and Enzymatic Hydrolysis of 5-fluoro-2'- deoxyuridine (FUdR) Esters: Specificity to the Structure and the Site of Esterification. Takeo Kawaguchi, Shoji Fukushima, Yoshiki Hayashi, Masahiro Nakano. Pharm. Res., 5, 741-744, 1988.

・  Specificity of Esterases and Structure of Prodrug Esters (II): Reactivity of Verious Acylated Acetaminophen Compounds and Acetylaminobenzoated Compounds. Hiromitsu Seki, Takeo Kawaguchi, Takeru Higuchi. J. Pharm. Sci., 77, 855-860, 1988.

・ Potentiation of the Antitumor Effect of 5-Fluoro-2'-deoxyuridine Esters on L1210 in Mice Combination with Acyclothymidine Esters via Oral Administration. Takeo Kawaguchi, Masahiko Saito, Mineo Saneyoshi. J. Pharm. Sci., 77, 939-943, 1988.

・ Application of New Silicone Gel to Suatained Release Dosage Form of Antitumor Drug. Kazumichi Imasaka, Haruhisa Ueda, Tadashi Azuma, Takeo Kawaguchi, Tsuneji Nagai. Drug Design and Delivery, 4, 237-246, 1989.

・ Studies on 2',3'-Dideoxy-2',3'-didehydropyrimidine NucleosidesII. N4-Benzoyl-2',3'-dideoxy-2',3'-didehydrocytidine as a prodrug of 2',3'-Dideoxy-2',3'-didehydrocytidine (DDCN). Takeo Kawaguchi, Kozo Ishikawa, Toshinobu Seki, Kazuhiko Juni, Shoji Fukushima, Masahiro Nakano. Chem. Pharm. Bull., 37, 2547-2549, 1989.

・Hydrolysis of 3',5'-Dioctanoyl-5-fluoro-2'-deoxyuridine (FdUrd-C8) in Rabbit and Human Plasma and Its Release from Oily Solution. Shoji Fukushima, Yoshiki Hayashi, Takeo Kawaguchi, Mika Kaneko, Masahiro Nakano. J. Pharmacobio-Dyn., 12, 495-502, 1989.

・ Percutaneous Absorption of Azidothymidine in Rats. Toshinobu Seki, Takeo Kawaguchi, Kenji Sugibayashi, Kazuhiko Juni, Yasunori Morimoto.  Int. J. Pharmaceut., 57, 73-75, 1989.

・ Intraarterial Infusion of 5-Fluoro-2'-deoxyuridine-C8 Dissolved in a Lymphographic Agent in Malignant Liver Tumors. Yasuyuki Yamashita, Mutsumasa Takahashi, Hiromasa Bussaka, Shoji Fukushima, Takeo Kawaguchi, Masahiro Nakano. Cancer, 64, 2437-2444, 1989.

・ Ester Prodrugs of 2',3'-Dideoxy-2',3'-didehydrothymidine (D4T).Takeo Kawaguchi, Tetsuya Hasegawa, Toshinobu Seki, Kazuhiko Juni, Mineo Saneyoshi. Int. J. Pharmaceut., 58, R1-3, 1990.

・ Ester Prodrugs of Zidovudine. Takeo Kawaguchi, Kozo Ishikawa, Toshinobu Seki, Kazuhiko Juni. J. Pharm. Sci., 79, 531-533, 1990.

・ Controlled Release of 3',5'-Diester Prodrug of 5-Fluoro-2'- deoxyuridine from Poly-L-lactic Acid Microspheres. Toshinobu Seki, Takeo Kawaguchi, Hirotaka Endo, Kazuhiko Juni, Masahiro Nakano. J. Pharm. Sci., 79, 985-987, 1990.

・ Enhanced Delivery of Zidovudine through Rat and Human Skin via Ester Prodrugs. Toshinobu Seki, Takeo Kawaguchi, Kazuhiko Juni. Pharm. Res., 7, 948-952, 1990.

・ Plasma Concentration of Zidovudine in Rats via Oral Administration of Its Ester Prodrugs. Takeo Kawaguchi, Hirotaka Endo, Toshinobu Seki, Kazuhiko Juni. J. Pharm. Sci., 80, 404-405, 1991.

・ Sustained Transdermal Delivery of Zidovudine via Controlled Release of Penetration Enhancer. Toshinobu Seki, Takeo Kawaguchi, Kazuhiko Juni, Kenji Sugibayashi, Yasunori Morimoto. J. Contro. Rel., 17, 41-48, 1991.

・ Rectal Absorption of Zidovudine. Takeo Kawaguchi, Tetsuya Hasegawa, Kazuhiko Juni, Toshinobu Seki.Int. J. Pharmaceut., 77, 71-74, 1991.

・ Control of Drug Release Using a Combination of Prodrug and Polymer Matrix. Takeo Kawaguchi, Akiko Tsugane, Kumiko Higashide, Hirotaka Endo, Tetsuya Hasegawa, Hiromi Kanno, Toshinobu Seki, Kazuhiko Juni, Shouji Fukushima, Masahiro Nakano. J. Pharm. Sci., 81, 508-512, 1992.

・ Anticancer Effect of Free Polyunsaturated Fatty Acids in an Oily Lymphographic Agent following Intrahepatic Arterial Administration to a Rabbit Bearing VX-2 Tumor. Yoshiki Hayashi, Shoji Fukushima, Shuichi Kishimoto, Takeo Kawaguchi, Mitsuhiro Numata, Yoshihiro Isoda, Jiro Hirano, Masahiro Nakano. Cancer Res., 52, 400-405, 1992.

・ Prodrugs of 2',3'-Didehydro-2'-deoxythymidine (D4T). Tetsuya Hasegawa, Toshinobu Seki, Kazuhiko Juni, Mineo Saneyoshi, Takeo Kawaguchi. J. Pharm. Sci., 82, 1232-1236, 1993.

・ Evaluation of a New Lipophilic Prodrug 3',5'-Dioctanoyl-5- bromodeoxyuridine (BrdU-C8) Suspended in Lipiodol as a Radiosensitizer for the Treatment of AH136B Tumor. Chitoshi Ohara, Toru Beppu, Yasuo Yamaguchi, Yoshihiro Masuda,Shoji Fukushima, Takeo Kawaguchi, Michio Ogawa. Anticancer Res., 13, 655-660, 1993.

・ Novel Stabilizing Method for Antisense Oligodeoxynucleotide. Toshihiko Sueishi, Toshinobu Seki, Kazuhiko Juni, Tetsuya Hasegawa, Mineo Saneyoshi, Takeo Kawaguchi. Pharm. Res., 11, 455-457, 1994.

・Synthesis and Investigation of N4-Substituted Cytarabine Derivatives as Prodrugs. Tarek A. Fadl, Tetsuya Hasegawa, Adel F. Youssef, Hassan H. Farag, Fargahly A. Omar, Takeo Kawaguchi. Pharmazie, 50, 382-387, 1995.

・ Metabolism of Testosterone and Its Ester Derivatives in Organotypic Coculture of Human Dermal Fibroblasts with Differentiated Epidermis. Mihoko Tamura, Toshihiko Sueishi, Kenji Sugibayashi, Yasunori Morimoto, Kazuhiko Juni, Tetsuya Hasegawa, Takeo Kawaguchi. Int. J. Pharmaceut., 131, 263-271, 1996.

・ Permeation of Zidovudine and Probenecid from Oily Bases Containing Alcohols through Rat Skin. Yi Jin, Chiyoko Toeda, Toshinobu Seki, Takeo Kawaguchi, Kazuhiko Juni. Drug Develop. Ind. Pharm., 22, 653-658, 1996.

・Antisense Oligodeoxynucleotides Bearing 5-Phenylethyl-2'- deoxyuridylate at 3'-terminus: Exonuclease-resistant Molecule with Natural Phosphodiester Backbone. Takeo Kawaguchi, Toyofumi Yamaguchi, Satoshi Tanaka, Yasutaka Tashiro, Mineo Saneyoshi. J. Pharm. Sci., 85, 815-818, 1996.

・ Steric parameters in PLE Catalyzed Hydrolysis of N4-Substituted Cytarabine Ester Prodrugs. Takeo Kawaguchi, Adel F. Youssef, Tarek A. Fadl, Fargahly A. Omar, Hassan H. Farag, Tetsuya Hasegawa. Pharmazie, 51, 717-719, 1996.

・ The Effect of Several Penetration-Enhancer on the Simultaneous Transport and Metabolism of Ethyl Nicotinate in Hairless Rat Skin. Teruaki Hayashi, Yumiko Iida, Tomio Hatanaka, Takeo Kawaguchi, Kenji Sugibayashi, Yasunori Morimoto. Int. J. Pharmaceut., 154, 141-148, 1997.

・ Chiral Discrimination of 2'-Deoxy-L-cytidine and L-Nucleotides by Mouse Deoxycytidine Kinase: Low Stereospecificities for Substrate and Effectors. Aki Tomikawa, Satoru Kohgo, Hidenori Ikezawa, Naoko Iwanami, Koichi Shudo, Takeo Kawaguchi, Mineo Saneyoshi, Toyofumi Yamaguchi. Biochem. Biophys. Res. Comm., 239, 329-333, 1997.

・ Synthetic Nucleosides and Nucleotides. 40. Selective Inhibition of Eukaryotic DNA Polymerase α by 9-(β -D-Arabinofuranosyl)-2-(p-n-Butylanilino)Adenine 5'-Triphosphate (BuAaraATP) and Its 2'-up Azido Analog:Synthesis and Enzymatic Evaluations.Aki Tomikawa, Masaki Seno, Kunie Sato-Kiyotaki, Chizuru Ohtsuki, Toshiaki Hirai, Toyofumi Yamaguchi, Takeo Kawaguchi, Shonen Yoshida, Mineo Saneyoshi. Nucleosides and Nucleotides, 17, 487-501, 1998.

・ Effect of Temperature on Drug Release from Copoly(L-Lactic Acid/δ-Valeralactone) Microspheres. Hirotaka Endoh, Yasuo Hagita, Toshinobu Seki, Takeo Kawaguchi, Kazuhiko Juni.
J.Pharm.Sci.Technol.,Jpn., 60, 119-127, 2000

・ Bromocriptine Reverses P-Glycoprotein-mediated Multidrug Resistance in Tumor Cells. Nobuaki Shiraki, Keiko Okamura, Jin Tokunaga, Takafumi Ohmura, Kazuto Yasuda, Takeo Kawaguchi, Akinobu Hamada, Masahiro Nakano Jpn.J.Cancer Res., 93,209-215,2002

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福田 順子 教授

【専門分野】
 経営、マーケティング、流通産業論

【所属学会】
 組織学会、日本ダイレクトマーケティング学会、日本フードサービス学会、商業学会

【担当科目】
 ビジネスマナー、フードビジネス、環境社会プロジェクト研究b、環境社会プロジェクト研究c、インターンシップ、その他経営情報学研究科、福祉総合研究科の科目も担当

【メッセージ】
 大学を卒業して10年目に、働きながら、母校の大学院(経済学研究科)に入学しました。社会人学生でしたので、年下の学生たちが熱心に研究に勤しんでいる姿を見て、一方であせる気持ち、もう一方で頑張ろうという気持ちになりました。それがエネルギーになって、研究の楽しさを知るようになりました。ライフスタイルという言葉が登場した時代ですので、ライフスタイルに関するテーマが研究テーマになりました。何歳になっても、研究心、向上心は大切です。
 本学に着任する前は、民間の研究機関で23年間、流通産業の発展と情報化の進展を目にし、研究テーマが次から次に登場して新しい動きや新しいシステムを夢中になって探る毎日でした。その時の知見や方法論が、現在、大学の授業を進めるのに役立っています。また、研究所時代に一緒に勉強した企業や経営者とのつながりが、現在、インターンシップや就職活動に生きています。
 どんな勉強も経験も、その時には気づかなくても、いつか、必ず役に立つこと、必ず、仕事や人生を助けてくれること、年取ってくるとわかるようになります。だから、今、頑張って勉強して下さい。

【主な業績】
 Distinguished Professor Award 受賞 2011年4月

【社会貢献・学会活動】
 社会貢献:
・日本産業協会 理事(2010年~)
・山武市景観策定委員会 委員(2013年~)
・「はーとふるメッセ 実りの集い」運営委員長(2010年~)
・東金市街づくり塾 塾長(2003年~2005年)
・山武市街づくり塾 塾長(2008年~2010年)
    
 学会活動:
・日本ダイレクトマーケティング学会 理事
・日本ダイレクトマーケティング学会 第11回年次大会 実行委員長(於:城西国際大学)  

【主な著書】

・『流通産業の情報化』(1985)日本経済新聞社 共著

・『街づくりプロデュースの時代』(1986)ダイヤモンド社  編著

・『流通産業の金融化大作戦』(1987)日本経済新聞社 共著

・『流通の再構築』(1991)有斐閣 共著

・『変貌する地場産業』(1998)新評論 編著

 

【主な論文】

・特別論文「ダイレクトマーケティングの新しい試み(試論)」(2011) Direct Marketing Review vol.10」日本ダイレクトマーケティング学会誌

・「ECRの理論と実態」(1995) 城西国際大学紀要 第4巻第1号

・「土・食・いのちとフードサービス」(1996) 日本フードサービス学会年報

・「流通の生産性に関する一考察」(1997) 城西国際大学紀要 第5巻第1号 

・「社会福祉士レビューブック2014」メディックメディア 監修

・「社会福祉士レビューブック2015」メディックメディア 監修 

 生涯教育センターHP


fukasawa
深沢 茂樹 教授

 博士(薬学)

【専門分野】
  環境科学、環境教育、生化学、健康科学、ボランティ活動

【所属学会】
 環境情報科学センター、日本福祉教育・ボランティア学習学会、日本薬学会

【担当科目】
 環境社会学、生活の科学史、地域環境論、地域ボランティア論、地球環境論、生命科学、地域ボランティア研修、環境管理論、くすりの知識、生命と倫理、国際アドミニストレーション演習

【メッセージ】
 大学理学部化学科を卒業後、同学部生化学研究室に勤務し、海棲発光細菌に関する研究を始めた。発光生物の分野では世界的に高名な羽根田彌太博士に師事し、発光魚から共生細菌、海水から浮遊性発光細菌そして魚の腸からも発光細菌を分離培養し、同定をし、これらの発光細菌が生産する酵素を多く精製しその性質・特徴を調べた。日本全国の魚市場を歩き回り、多種多様な魚類・烏賊類から発光細菌株を分離・同定した。その後、理化学研究所にて、ヒトの腸内細菌の研究で高名な光岡知足博士(東京大学教授)に師事し研究の指導を受けた。海棲発光細菌は海洋中では主たる細菌群であることを示し、これらの細菌が生産する特徴ある酵素を見つけた。寒天を分解する酵素、耐熱性のタンパク質分解酵素、キチン質(海老・蟹の殻)を分解する酵素など。
 1992年城西国際大学の創立時から一般科学系の授業科目を担当した。生活科学・健康科学から環境科学に関心を持ち始めた。現代社会における必要な知識として、地球環境論、環境管理論などの授業を始めた。
 創設2年目に有志学生と共にボランティア活動を始めた。このスターダスト・キッズは地域および県内では知れ渡ったボランティア活動団体となっている。
 趣味としては、魚釣り(渓流・ヘラ・海岸・船)、映画鑑賞、時代小説読書、陶芸制作など、好奇心旺盛で温めやすく冷めにくいことから時間の配分に苦労しています。陶芸クラブには各国から留学生も参加しています。 

【社会貢献・学会活動】
・東金市環境審議会委員
・千葉県障害者スポーツ指導員初級講座「ボランティア論」講師

【主な論文】

・Shigeki FUKASAWA (1993) Storage of Marine Bacteria : Long-Term Freezing Storage of Marine Luminous Bacteria Using Squid Extract Medium. 城西国際大学紀要 第1巻第1号, 35~40

・深澤茂樹・深澤巨樹 (2013) 抗生物質の汎用と抗生物質不使用食品の展望. 城西国際大学紀要第21巻8号、17~28


多田 充 教授

 博士(学術)

【専門分野】
 造園学、環境緑地学、園芸療法論、環境教育論、まちづくり論

【所属学会】
 日本造園学会、植物・人間関係学会

【担当科目】
 ガーデニング概論、ガーデニング実習I・II、社会園芸、園芸療法論、園芸療法実習

【メッセージ】
 私は都会で育ちましたが、自然にふれあうたびにその美しさに惹き付けられてきました。子どもの頃から両親が登山に連れ出したり、スキーを習わせてくれたりしたこともありますし、小学校には占春園という大きな庭園があって緑は常に身近な存在でした。毎年夏に山梨県の清里にある学校寮でキャンプ生活をしたことも自然に親しむきっかけになったと思います。長じてからは自然環境に関わる仕事がしたいと思い、大学は農学系学部に進学しました。そこで環境心理学と出会い、森林浴の効果など、良好な自然環境が人間の心理や健康に与える影響について学び、それが現在の仕事に結びついています。大学院修了後は出身大学の助手や農林水産省の研究機関などで、園芸療法や緑のアメニティについての教育と研究に従事してきました。私の専門分野は人間による環境評価なので、主に被験者から脳機能活動や自律神経系などのさまざまな生理応答計測や、アンケート等の官能検査手法を用いてデータを収集、分析する仕事をしてきました。最近ではそのような知見を利用して園芸をリハビリテーションに利用する園芸療法や、子どもの健やかな成長に自然とのふれあいを活用する環境教育の取り組みにも関心を持ち、調査を行っています。
 環境社会学部ではガーデニング概論や社会園芸などの自然や農を活かしたライフスタイルにかかわる授業を担当しています。講義だけでなく実際にフィールドに出て植物を栽培したり、自分達が栽培した作物を加工して食品にするガーデング実習や、国際級ガーデンショウやグリーン産業の見本市等の現地見学を積極的に行って、植物活用の最前線を体験的に学べるような授業を心がけています。また、学生とともに本学薬草園などと連携して地域活性化につながる6次産業型の小規模農業を実践的に研究する「小さな農」プロジェクトに取り組み、エコプロダクツ展などに積極的に発表しています。

【主な業績】

 第16回愛知県人にやさしい街づくり賞(2011)

 フラワードーム2008「あいち花フェスタ」フラワーディスプレーコンテスト中日新聞社社長賞(銀賞) (2008)

 

【社会貢献・学会活動】

・ちば植物油燃料利用促進事業における外部有識者 (2011-)

・人間・植物関係学会理事 (2009-)

・(NPO)岐阜県園芸福祉協会 理事(2008~2011)

 

【主な著書】

・「最新農業技術辞典」(2006)共著, 農文協

・「園芸学用語集・作物名編」(2005)共著, 養賢堂

・「日本・韓国国立公園制度の特徴と公園管理の比較」(2003) 共著, 光一文化社

・「緑の環境設計」(2002) 共著, エヌジーティー

 

【主な論文】

・多田充(2013):生きる力を育む庭,チルチンびと no.77,風土社,p.90-93

・多田充ほか(2013):農の6次産業化モデル実践体験(小さな農プロジェクト)~栽培から、加工・販売、地域特産グルメの開発まで~,第15回エコプロダクツ展,発表ポスター

・多田充ほか(2013):菜の花バイオディーゼルプロジェクトの取り組み,カーボンマーケットEXPO2013,発表ポスター

・多田充(2012):緑の健康増進効果とその利用,特集「緑のカーテン」を科学する,チルチンびと no.73,風土社,p.82-85

・多田充・藤原宣夫・小河原孝生・真島大仁(2011):子どもを対象とした環境教育プログラムによる公園利用サービスの開発,公園管理研究,vol.5,p.68-75

・関根利一・多田充・中村智香(2011):アロマテラピー教育における大多喜薬草園の活用,日本薬学会第131回年会,ポスターセッションポスター

・多田充(2010):都市公園における地域協働による園芸療法プログラムの運営, 植物・人間関係学会誌, vol.10(別), p.10-11

・多田充(2008):幼児を対象とした花育プログラムの運営と評価―花フェスタ記念公園・園芸福祉花壇における学術・行政・市民協働プロジェクト―,第4回森のようちえん全国交流フォーラム in 長野,ポスターセッションポスター

・多田充(2008):Børnehuset Lyngbakkenにおける野外保育―デンマークの総合保育園における森のようちえん―,第4回森のようちえん全国交流フォーラム in 長野,ポスターセッションポスター

・多田充・蘇敏皙・井口百合香(2007):園芸療法プロジェクト「癒しの庭出前します」の展開,日本造園学会中部支部大会講演要旨集,p.52-53

・ランドスケープ建設技術研究委員会(2007): 「公共造園空間整備の保全・整備における設計・施工・管理-その連携と空間評価-」に関わる提言, ランドスケ-プ研究70(4),p.332-336

・多田充(2006):切り花鑑賞時の生理・心理的応答,園芸学会雑誌75(別2),p.436

・多田充・藤井英二郎(2006):生理・心理的応答からみた緑陰の視覚的快適性, ランドスケープ研究, vol.69 No.5, p.475-478

・多田充(2006)花き研究所一般公開訪問者を対象とした花きに関する意向調査,花き研究所研究報告,第5号,p.65-76

・多田充・邱心怡(2006):生ハーブ6種の芳香の機能性評価,園芸学会雑誌75(別1),p.411

・多田充(2005):花と緑のアメニティ機能とその利用,農業技術,vol.60 no.9,p.410-414


瀧 章次 准教授

【専門分野】
 西洋古典学

【所属学会】
 国際プラトン学会、日本西洋古典学会、フィロロギカ、ギリシャ哲学セミナー、脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会

【担当科目】
 倫理学概論、西洋思想(大学院)、環境倫理、生活と環境、キャリア形成演習I~IV

【メッセージ】
 高校時代には、ラグビー部に所属しながら、新約聖書やプラトンの対話篇に触れる機会があり、その頃から、大学では、とにかく古典ギリシャ語を習得しようと漠然と考えておりました。学生時代は、古典の言語として、ギリシャ語、ラテン語を習得することと並行して、現代語のドイツ語、フランス語を勉強しながら、ギリシャの哲学者ソクラテス、プラトンに関心をもち、プラトンの対話篇を研究しました。学生時代に病気をし、リハビリがてら、英国の先駆的な環境論者と現在では評価されることもある、19世紀の美術批評家、社会改良主義者ジョン・ラスキンに関する御木本隆三コレクションの整理に関わりました。その後、英国のダラム大学で、ヨーロッパ古典古代のラテン語、ギリシャ語で書かれた古典を研究しました。日本に戻ってきて、大学院で古典の研究を続け、その後、明治学院大学キリスト教研究所の研究員として研究生活が始まり、2007年、城西国際大学リベラルアーツ&サイエンスセンター研究員の職を得、2010年環境社会学部設立時に学部に所属することになりました。現在に至るまで、古典の命を未来につなぐ走者として、この西洋古典学をフィールドとして研究を続けています。特に、学ぶことの楽しさ、その恵みに感謝し、折々にたどり着いた研究の果実については、国際学会で試して、研究という世界の人々との共同作業の営みに貢献したいと思っております。最近は、古代の哲学者プラトンの著作について、ビザンツ帝国で写された中世写本を研究しております。また、2010年に学部に所属してからは、倫理学、民主政治の観点から、環境問題についてもアプローチしています。
 そのほか、環境社会学部の授業としては、1年生から4年生まで、キャリア形成演習で、学生一人ひとりに、一年ごと年間の課題として、世界の動向、日本の施策など同時代の世の中の動きを自分のアンテナでキャッチして、自分が環境社会学部で学んでいることが、自分の生きている世界の中でどのような意義があるのか、つぎの一年で自分が何を学び、将来、社会でどのような社会貢献をめざしているのか、こうした問いを自分自身で考える課題を課しています。そして、考えたことを整理してみんなの前で発表し、発表原稿を書き直したものを記録としてポートフォーリオに保存し、就職活動の際に役立ててもらっています。また応用倫理学として、環境の倫理学では、国際条約、国際会議プロトコル、各国憲法、環境法、福祉関連法、各国政府施策、また、ときには、江戸時代の土地制度、鎌倉時代の御成敗式目や「草木国土悉皆成仏」を説く仏典など具体的な資料を手がかりに、人間が自らの生存基盤に関してどのような倫理的原理を基に社会を形成してきたか、みなで検討し議論することにしています。

【主な業績】

 A. Taki (1995),“Introduction of a methodology for reading Plato's dialogues and analysis of the Hippias Minor” M.Litt. thesis, Durham University (http://etheses.dur.ac.uk/5206/1/5206_2659.PDF)

 

【社会貢献・学会活動】

 科学研究費補助金 基盤研究(C)「古代末期から9世紀のプラトン著作伝承の解明に基づく『アルキビアデス I』の校訂」(2010-2012)

 科学研究費補助金 基盤研究(C)「中世後代写本「派生」本文諸異読の分析に基づくプラトン著作本文伝承の総合的研究」(2014-2016)

 平成25年度 科学研究費助成事業 第1段審査(書面審査)委員(ヨーロッパ文学)

 平成26年度 科学研究費助成事業 第1段審査(書面審査)委員(ヨーロッパ文学)
“People and Nature: A Comparative Study on Collective Attitudes toward Nature in the Western and Asian Traditions” (A Series of Lectures (Josai University Educational Corporation, Asia Summer Program 2015))

 

【主な著書】

(図書所収論文)

・A. Taki (2004)“The Origin of the Lengthy Digression in Plato’s Laws, Books I and II” in: Plato’s Laws: From Theory into Practice: Proceedings of the VI Symposium Platonicum: Selected papers, edited by S. Scolnicov and L. Brisson, Sankt Augustin, Academia Verlag., 48-53.

.瀧章次(2010)『プロクロスのプラトン解釈―『「アルキビアデス」篇註釈』における推論特定手続きの問題―大芝芳弘、小池登編『西洋古典学の明日へ―逸身喜一郎教授退職記念論集―』201-214』知泉書館

・A. Taki (2010), “The Origin of Interrogation Marks in the Medieval Manuscripts of Plato’s Republic and Its Significance in the Tradition of Plato’s Dialogues” in: Proceedings of the IX Symposium Platonicum, 2 vols with a supplementary volume: I 205-210.

・A. Taki (2011),“Proclus' Reading of Plato's SokratikoiLogoi: Proclus' Observations on Dialectic at Alcibiades 112d-114e and Elsewhere” M. Johnson and H. Tarrant, Alcibiades and the Socratic Educator-Lover, Bristol Classical Press, London.

・A. Taki (2013),“The Origin of Interrogation Marks in the Medieval Manuscripts of Plato’s Republic and Its Significance in the Tradition of Plato’s Dialogues” in: Dialogues on Plato's Politeia (Republic):Selected Papers from the Ninth SysmposiumPlatonicum, edited by N. Notomi and L.Brisson, Sankt Augustin, Academia Verlag.

・瀧章次(2015)「プラトンをめぐる接近法-「プラトン解釈の問題点を軸として」土橋茂樹ほか編『内在と超越の閾―加藤信朗米寿記念哲学論文集』知泉書館、2015年、25-37

 

【主な論文】

・瀧章次(1999)「プラトン『ヒッピアス(小)』における対話の分析」東京大学大学院人文社会系研究科西洋古典学研究室『東京大学西洋古典学研究室紀要』, 20-46

・瀧章次(1999)「「魂」の生成消滅に関するある可能性―プラトンの『パイドン』篇「魂のよみがえり論」(69E-72A)を読み解くために」 昴教育研究所『星の時間』 74, 38-41

・A. Taki (2001), ‘Breaking the Alibi of Dialectic: Luke’s Placement of Paul’s Dialectic in his Acts’ 明治学院大学キリスト教研究所『紀要』33号(2001), 261-304

・A. Taki (2001), ‘Whose ‘fingerprint is τε solitarium in the Acts of the Apostles’明治学院大学キリスト教研究所『紀要』34,189―246

・瀧章次(2002), 「アラートル『使徒たちの行いについて』(Arator’s De Actibus Apostolorum)―その人と作品について」研究代表者 逸見喜一郎(東京大学大学院人文科学系研究科教授)『古典後期エポスの伝統受容並びに特殊性の研究(研究課題番号 10610530)』(平成10年度-13年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書),27-58

・A. Taki (2002), ‘The Style in Connecting and Disconnecting Clauses in the Gospel according to Mark’ 明治学院大学キリスト教研究所『紀要』35号, 53-122

・瀧章次 (2004), 「ソクラテスにアイロニーをみることの歴史と解釈上の意義」明治学院大学キリスト教研究所『紀要』36号, 1-22

・A. Taki (2004), ‘A Note on Cicero’s Understanding of Socrates’ Irony’ 成城大学文藝学部『成城文藝』185号, 70-104

・瀧章次(2006), 「研究ノート:「ソクラテス」にとって「同意」とは何であったか―プラトンの物語的対話篇における間接話法による応答様式に関する一考察」東京大学大学院人文社会系研究科西洋古典学研究室『東京大学西洋古典学研究室紀要』2, 27-44

・A. Taki (2008), ‘A Thorn in the Flesh of Doctrinal Readers of Plato: a note on signum interrogandi at the end of an οἶμαι sentence, Rp. 335d.’古典文献学研究会『フィロロギカ』3(2008)pp. 79-87

・A. Taki (2008), ‘A Chasm underneath the Smoothed Consensus: A Note on Plato’s Idiosyncratic Use of ἀληθῆ λέγεις’ 東京大学大学院人文社会系研究科西洋古典学研究室『東京大学西洋古典学研究室紀要』4, 83-93

・瀧章次 (2008), 「プラトン著作中世ビザンツ写本Parisinus graecus 1807 fol. 1r col. 1- fol. 14r col. 1 (『クレイトポン』、『国家』第1巻)に付されたる疑問符の形態、出所、特質について」 『城西国際大学紀要』16-2, 73-104

・瀧章次(2009), 「プラトン『メノン』篇78cのせりふの振り分け、句読法について」, 古典文献学研究会 『フィロロギカ』 4, 47-53

・瀧章次(2009), 「プロクロスに見るプラトン対話篇単一主題探求型解釈法の歴史的位置づけ―トラスュロス(Thrasyllus)の解釈法の批判的継承について」, 『城西国際大学紀要』, 17-2, 53-62

・A. Taki (2009), ‘Unsimple Talk Manners: a note on Plato’s Socratic use of the correlative adverb ὡς with opinion verbs’, 『東京大学西洋古典学研究室紀要』, 5, 11-21.

・A. Taki (2009), ‘A Survey of the “interrogation marks” in Plato’s Socratic Dialogues (the Gorgias, Meno, Hippias Major, Hippias Minor, Ion, Republic I) in Vindobonensis suppl. gr. 39 (Codex F) in Comparison with Those in His Other Major Manuscripts.’, 城西国際大学 『物質文化研究』, 6, 1-21.

・A. Taki (2009), ‘A Survey of the "interrogation marks" in the Major Manuscripts of the Platonic Alcibiades I’, 城西国際大学 『物質文化研究』, 7, 1-10.

・瀧章次 (2010) 「プロクロスの解釈法―対話篇序と単一主題との関係に関する『「アルキビアデス」篇註釈』18.15-20.1の解釈」, 『城西国際大学紀要 』, 18-2, 101-112

・A. Taki (2010), ‘A Note on the Relation of Plato's Manuscripts A and O in the Text of the Definitions’, 『東京大学西洋古典学研究室紀要』 , 6, 69-77

・A. Taki (2010), ‘A Classification of the Variant Readings in A, O and P’, 『東京大学西洋古典学研究室紀要』 , 6, 79-91

・A. Taki (2010), ‘The Origin of Interrogation Marks in the Medieval Manuscripts of Plato’s Republic and Its Significance in the Tradition of Plato’s Dialogues’ in: Proceedings of the IX Symposium Platonicum, 2 vols with a supplementary volume, International Plato Society, I 205-210

・A. Taki (2010), ‘A Palaeographical Note on the Corrections at the Pseudo-Platonic Demodocus 380b in Its Two Oldest Manuscripts A and O’, 『フィロロギカ』, 5, 21-32

・A. Taki (2011), ‘A Survey of “interrogation marks” in the Major Manuscripts of Plato’s Republic’, 『城西国際大学紀要』(国際人文学部), 19-2, 107-143

・瀧章次 (2011) 「プロクロス『「アルキビアデス」篇注釈』引用部lemmaの偽作問題」, 『東京大学西洋古典学研究室紀要』, 7, 15-49 +巻末図版

・瀧章次(2012) 「プラトン『法律』篇の混合政体における「民衆支配政(デーモクラティアー)」の真意」, 『ギリシャ哲学セミナー論集』, 9, 1-15 

・A. Taki (2012), ‘Variant Readings in the Main Medieval Manuscripts of the Platonic Alcibiades I, 103a1-116b1’, 『城西国際大学紀要』(国際人文学部), 20-2 , 15-82

・A. Taki (2012), ‘Variant Readings in the Main Medieval Manuscripts of the Pseudo-Platonic Definitiones’, 『城西国際大学大学院紀要』, 15, 29-58

・A. Taki (2013), ‘Hypotheses of the Textual Interrelations among Some Medieval Manuscripts of the Platonic Alcibiades I’ 『城西国際大学大学院紀要』16, 1-24

・A. Taki (2013), ‘Variant Readings in Some Medieval Manuscripts of the Pseudo-Platonic De iusto’『城西国際大学紀要』21-8, 29-48

・A. Taki (2014), ‘Variant Readings in the Main Medieval Manuscripts of the Pseudo-Platonic De virtute’『城西国際大学紀要』 22-7, 39-63

・A. Taki (2014), ‘Some Modern Editors’ Discrepancies from the Manuscripts in Their apparatus critici of the Platonic Alcibiades I’ 『城西国際大学大学院紀要』17, 25-41

・Taki, A.(2015), “Hypotheses on the Textual Interrelations of Florentine and Coislian Manuscripts in the Transmission of the Platonic Alcibiades” 『城西国際大学大学院紀要』18 (2015)1-12

・Taki, A. (2015), “Hypotheses on the Textual Interrelations of Some Medieval Manuscripts in the Transmission of the Pseudo-Platonic De iusto and De virtute”,『城西国際大学大学院紀要』18 (2015) 13-22

 

(環境論関係)

・瀧章次「「緑」の民主主義の可能性」『城西国際大学紀要』第19巻第7号(2011) 環境社会学部(創刊号), 1-14

・瀧章次 (2014), <教材開発関連調査報告>「環境社会学/ “Environmental Sociology”の大学カリキュラムにおける開講状況とその科目概要―All English Course創設に向けての教材開発関連調査報告―」『城西国際大学紀要』第22巻7号, 95-119

・瀧章次 (2014), <研究ノート>「東金地域採集、再話『横笛紋太』の原-物語構造 ―地域環境誌研究ノート―」『城西国際大学紀要』第22巻7号, 65-93

・A. Taki (2014),‘A Critical Approach to the Japanese Collective Idea of Nature: A Detour through Rulers’ and Buddhists’ Ideas on People’s Life Condition’ in: A. Taki (ed.) Readings in Social and Environmental Studies: Research Results Publication of the Joint Research Project “Education Programme Development for All English Course at the Department of Social and Environmental Studies”, forthcoming 2014, Josai International University, Gumyo, Togane City.

・瀧章次(2015) 「環境倫理学研究ノート 「エコ神学」批評-西欧キリスト教神学における被造世界共同体論としての神学の可能性」『城西国際大学紀要』第23巻第7号 (2015) 17-56

・Taki, A. “A Critical Approach to the Japanese Collective Idea of Nature” in: Environment and Society: Readings in Social and Environmental Studies (A Revised and Enlarged Edition of Readings in Social and Environmental Studies (JIU, 2014), Department of Social and Environmental Studies, 2015, 107-127.


名本 光男 准教授

【専門分野】
  生態人類学・民俗学

【所属学会】
 日本文化人類学会・日本村落研究学会

【担当科目】
 環境社会国内研修、キャリア形成演習Ⅲ、キャリア形成演習Ⅳ、インターンシップ、コンピュータ基礎論、社会学原論、社会調査実習

【メッセージ】

 私が担当させていただいている、環境社会国内研修では、実際に豊かな自然環境に囲まれながら、同時に深刻な過疎化や経済的な問題に向き合い、その解決に必死になって取り組んでいる地域に触れ、その中で、学生の目線から当該地域の問題解決方法を提言することによって、企業で求められている問題発見力を養うことができます。また、キャリア形成演習ⅢとⅣでは、プレゼンテーション力、社会人として身につけなければならない基礎力等を養うことができます。インターンシップでは、実際に、企業で研修をすることによって、社会人となってから必要とされる物事を事前に習得することができます。これら、私が担当させていただいている科目以外にも、環境社会学部には、社会に出てから役に立つ数多くの授業があります。これらの科目や、環境社会海外研修や手厚い外国語の授業を履修することによって、環境社会学部に入学される皆さんは、卒業後には、必ずや優秀なグローバル環境人材となって、世界に貢献されると確信しております。


国武 陽子 准教授

 博士(農学)

【専門分野】
 生態学

【所属学会】
 日本生態学会

【担当科目】
 環境生態学、里地里山保全論、環境教育論、エコビジネス、インターンシップ、環境社会プロジェクト研究b

【メッセージ】
 大学院時代は伊豆諸島でツバキの送粉についてメジロとの関係を研究したり、山梨県の山奥で野生の植物個体群とその送粉者との相互作用について研究を行っていました。学位取得後は国立環境研究所のポストドクトラルフェローとしてセイヨウオオマルハナバチという外来種の野生化に関する研究を行っていました。城西大学の非常勤講師を経て平成20年より本学の経営情報学部及び福祉総合学部にて環境関連の講義を受け持ち、文科系学生の環境教育に関わってきました。平成22年より本環境社会学部に所属することになりました。
 私の専門は生物科学の一つである生態学なので、本学部のテーマである「環境」について生態学的な切り口で教育と研究を行っています。環境問題を考えるうえで、我々人類が生存している生物圏の環境をまさに言葉通り“支えている”生物の営みへの理解は避けて通ることはできません。また、1種1種の生物に興味を持つことはもちろん重要ですが、生物のつながりを読み解く生態学的な視野が必ず必要になります。私は本学部の学生たちに、是非とも自然のしくみや生物同士のつながりに目を向ける感覚を養ってもらいたいと思っています。そのために、講義では生態学や保全生態学の基礎を理解させ、そして実践的な取り組みとして、東金市に近隣する山武の里山にて学生たちと一緒に地権者の方の協力や地元の支援を受け、「早船里山を活かし・楽しみ・守る」という取り組みを始めています。  またこのような学びの成果の一つとして、実際に生物の生息地の保持管理を担う技術者の資格である「ビオトープ管理士」の資格取得の指導を行っています。

【主な論文】

<原著論文(査読あり)>

・アオキの花粉媒介様式‐訪花者排除実験と訪花昆虫の観察による推定‐, 国武陽子・寺田佐恵子・馬場友希・宮下直 (2010), 日本林学会誌92 , pp:217-220

・Geographic variation in mitochondrial DNA of Bombus ignitus (Hymenoptera: Apidae). Satoshi Tokoro, Masahiro Yoneda, Yoko Kawate Kunitake, Koichi Goka. (2010) , Applied Entomology and Zoology 45, pp.: 77-87

・Reproductive disturbance of Japanese bumblebees by the introduced European bumblebee Bombus terrestris. Natsuko Kondo, Daisei Yamanaka, Yuya Kanbe, Yoko Kunitake, Masahiro Yoneda, Koji Tsuchida, Koichi Goka (2009), Naturwissenschaften 96 (4), pp:467-75

・シカの採食による植物へのフィードバック型間接効果―花粉媒介と果実規制を介して― 国武陽子, 寺田佐恵子, 宮下直(2008), 日本森林学会誌90(5),pp:342-47

・Alien bumblebee affects native plant reproduction through interactions with native bumble bees. Dohzono Ikumi, Yoko K. Kunitake, Jun Yokoyama, Koichi Goka (2008) , Ecology 89(11), pp.: 3082-3092

・Role of a seasonally specialist bird Zosterops japonica on pollen transfer and reproductive success of Camellia japonica in a temperate area. Yoko K. Kunitake, Masami Hasegawa, Tadashi Miyashita, Hiroyoshi Higuchi, (2004), Plant Species Biology 19(3), pp:197-201

<原著論文・報告書 (査読なし)>

・農業用導入昆虫の生態リスク管理と将来展望~セイヨウオオマルハナバチの特定外来生物指定~ 国武陽子・五箇公一 (2006)植物防疫 60(4)

・クロマルハナバチの商品化~外来生物法と国内外来種問題について~ 国武陽子・五箇公一(2006)昆虫と自然41(4)

・新島における1999年と2001年のメジロの飛来数の比較 国武陽子(2001),三宅島動植物現状調査報告書pp45-46

・ヤブツバキの花蜜分泌様式 国武陽子 (2002) 新島博物館年報 第3号, pp:46-49, 新島村博物館 

<その他>

・メジロ‐花とパートナーシップを結ぶ鳥‐ 国武陽子(2008), 私たちの自然535号,pp:18-20, 日本鳥類保護連盟

・マルハナバチウォッチング 乙女高原フィールドガイドⅡ, 乙女高原ファンクラブ(2007)監修 国武陽子

・多摩川源流域におけるハナバチを中心にした生物間相互作用の解明 樋口広芳・国武陽子 (2003)とうきゅう環境浄化財団研究助成報告書No.235, とうきゅう環境浄化財団

・果実を実らせる鳥 国武陽子 (2002), どうぶつと動物園 54(5), pp:10-12 東京動物園協会


家富 誠敏 准教授

 博士(工学)

【専門分野】
 情報工学

【所属学会】
 日本データベース学会

【担当科目】
 情報メディア演習I、情報メディア論、コンピュータ応用論、福祉情報論、福祉まちづくり論、環境社会プロジェクト研究b

【メッセージ】
 大学では情報工学を学び、その後、教員となって福祉・環境・ビジネスなどの分野でコンピュータ技術を活用する方法を研究しています。
 現在は、福祉と環境の2つの学部で授業を担当しています。
 福祉の学部では「CGを用いたバリアフリー住宅の設計」「音声認識を用いた障がい者支援機器」「子どものための電子学習教材」などの福祉分野のIT活用を指導しています。特に福祉分野では、援助が必要な方がITを活用して自立した生活を実現するさまざまな手段が研究されており、注目を集めています。
 環境の学部では「環境分析・環境シミュレーション」「CGを用いた環境デザイン設計」など、環境分野でのIT活用を指導しています。特に、環境問題は解決が難しく複雑といわれていますが、目の前のことだけでなく、100年後の未来までシミュレーション等で予測しながら解決方法を探していくことが、問題解決の糸口なるのではないかと注目を集めいています。
 私たちの身の回りには、便利なソフトウェアが沢山あるのですが、数が多すぎて、どのように活用すれば良いのか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。さまざまな分野での最新の情報技術の紹介や操作技術の習得を、コンピュータが苦手という方にも興味を持ってもらえるよう、かつ、わかりやすく伝えられるようにいろいろと工夫しながら授業を行っています。

【主な論文】

・家富誠敏 「JIU学生を対象とした講義手法による学習効果の分析」
城西国際大学紀要 第20巻 第7号 2012

・家富誠敏, 山崎香保里 「実習データベースの運用成果と今後の展望」
城西国際大学紀要 第19巻 第3号 2011

・家富誠敏, 根津敦, 服部万里子 「Eラーニングによる社会福祉教育の実践」
城西国際大学紀要 第13巻 第3号 2005

・家富誠敏, 森嵜慎之, 富井尚志, 有澤博
「マルチメディアデータブラウジングのための視覚的データベースインターフェースAVISの実装」
電子情報通信学会論文誌D1 VOL.J84-D-I No.6 2011

・家富誠敏, 有澤博 「設計意図を表現可能なデータベース設計手法とその設計支援ツール」
日本データベース学会Letters Vo.2 No.1 2003

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中村 智香 助教

【専門分野】
 薬学生物

【所属学会】
 日本薬学会

【担当科目】
 社会と衛生 アロマテラピー キャリア形成演習Ⅰ キャリア形成演習Ⅱ インターンシップ 環境社会海外研修

【メッセージ】
 私は大学・大学院で薬学や栄養分野について学び、その後、香りの世界に関心を持ち、アロマテラピーの道へと進みました。環境社会学部ではこれらの知識や技能を生かし、食品の安全性に関する授業やアロマテラピーの授業を担当しています。食品や香りは身近なものです。これらに目を向け、私たちの暮らしを健康で豊かなものにするために必要なことを学び理解していただきたいと思っています。キャリア形成演習では、自分の考えをまとめ、相手に分かりやすく伝えることや、就職に向けて必要なスキルを身につけることなど、さまざまな基礎力の育成に取り組みます。そしてインターンシップや海外研修では、企業や自治体での実際の職業体験やイギリス・ハンガリー・中国など環境や農業で世界をリードする国々における海外経験を通して、さらに幅広い視野をもつ人材となることを目指します。これらの4年間の学びの中で、環境と人間社会のあり方について理解を深め、学生のみなさんが将来さまざまな問題発見・問題解決に取り組み、幅広い分野で活躍できるよう、充実した教育ときめ細やかな支援を実施していきたいと思っています。

【主な論文】

・川口健夫・中村智香(2013)「国産ピパーツ(Piper retrofractum)の芳香成分に関する報告」
The Journal of Holistic Sciences Vol.7 No.2 ,18-30
ホリスティックサイエンス学術協議会

・中村智香(2012)「なぜ花粉症にその精油がいいのか‐科学的見地から検証する‐」aromatopia 114 Vo.21 No.5, 7-11 フレグランスジャーナル社