| バルセロナ留学 ミニレポート②
「環境問題」が重要だということは、「エコ」や「グリーン」というあふれかえるキャッチフレーズに踊らされなくても、〝感じる〟ことができます。それは人間が生き物として、生存上に欠かすことのできない、水や空気や食べ物の問題となると極めて敏感に反応するからではないかと思います。
そうはいっても、身近なところまで差し迫ってこなければ、われわれは遠くで起きている地球規模の環境破壊について、真剣に考えることがなかなかできないようです。実際、2000年代になって、シベリアでは永久凍土が溶けて、自然発火による森林火災が止まぬということが繰り返されています。ところが、日本にいると報道もされなければ、また、煙もやってこないので、何にも起きていないと思っている人も多いでしょう。今回、東日本大震災に続いて起きた東京電力福島第一原子力発電所の過酷事故については、みんさんいかがでしょう。日本では、連日、大気中の放射線量等が報道されていますので、生活の中で日々安全の確保に心がけているでしょう。森林火災、放射能汚染など、国境を越えた世界規模の環境問題については、情報の格差を埋めていくだけでなく、世界規模で〝感知〟し、行動するセンスが問われています。
環境社会学部では、地球規模で物を考える力を養うために、国際大学ならではのグローバルな環境の「学び」を実践しています。このたび、バルセロナ自治大学で自然エネルギーの利用などヨーロッパの最先端の環境事情を学んでいる1期生の大場南さんが、スペイン語でインタビューして、遠く離れた日本が地球環境に漏出しつづけている放射能汚染問題について、スペインの人々がどう考えているかリポートを送ってきてくれました。

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