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講演会『期待される人材とは』を開催 !!

 

 環境社会学部では、新4年生の就職活動に先駆けて、毎年、これからの就職活動に役立つ講座や講演会を開催しています。昨年に引き続き、株式会社N&Iの代表取締役 伊集院 憲弘先生より、3月2日(水)、午後3時より、『期待される人材とは』と題して、1時間30分に亘って熱弁をふるっていただきました。就職活動だけでなく入社後の社会人としての心構えについても示唆に富むお話ししていただきました。伊集院先生のお話は、日本航空でのチーフパーサーのお仕事や客室乗務員の指導の経歴や国際花と緑の博覧会での協会コンパニオンの採用・教育、会場サービス業務等の輝かしい業績とご経験に裏付けされ、グローバルな視点での説得力のあるご講演でした。

 内容は、大きくは3つのテーマで、最初に「社会人について」、次に「組織人について」、そして最後に期待される人材の要件「3A」についてお話いただいて終了しました。
 最初の「社会人(Member of Society)について」は、社会人としてポイントとなるのは情報量の多さであること、また、今後、英語はどういう分野においても必須となること、を強調いただきました。とくに情報量については、毎日、新聞を読み、ニュースを聞き、業界紙などの専門性を重視した雑誌を講読すること、そして世界や日本の政治や経済で今何が問題になっているかに日々関心をもつことの大切さに言及されました。

 

伊集院先生
社会が必要とする人材の要件について、熱弁を奮う伊集院先生

 

 また、百聞は一見にしかず(Seeing is Believing)であるので、先ずは海外に出て、他の国々の生活や文化等自分の目で見ることの重要性と国際語としての英語力の必要性についても、ご自身の経験を踏まえて具体的かつ説得力のあるお話しを提示していただきました。「井の中の蛙、大海を知らず」や「光陰矢の如し」など、学生以上に教員も納得するようなことわざを交えて、社会人としての心構えを分かりやすく語っていただきました。

 「組織人について」では、ゆとり世代に育った学生たちが、仕事をするに際して指摘されることは、「指示待ち人間」であること、「マニュアル中心主義(“How to”)」に陥りやすく、考える力や創造力に欠けること、また、臨機応変な対応に慣れていないこと等、学生たちには耳の痛い話を具体の事例を交えてお話いただきました。そして、仕事をする時に必要なことは、まず“Why(何故)”と“What for(何のために)”について考えることで、それを考えた後に“How to”に進むことが大切であることを示されました。初めから“How to”に依存し、マニュアルのみに頼って行動することは思考力停止を招き、決して良い結果は生まない、と教えていただきました。
 ディズニーランドにはマニュアルがあるけれど、そこには“Disney Spirits”という精神性が重視されっており、形だけの“How to”マニュアルでないことが、ディズニーランドが多くの人たちに好まれる理由であるという紹介がありました。

 

会場風景
伊集院先生の話に真剣に耳を傾け、熱心にメモをとる学部学生たち

 

 そして最後の「3A」は、Ability,Ambition,Attitude の頭文字をとったもので、人間に必要な3つのAについてのお話でした。Ability:能力、Ambition:志、Attitude:態度、姿勢の3つですが、仕事のみならず学ぶことにも役立つ3Aで、とくに、最後のAttitudeは、学ぶ姿勢を意味するものであり、中でも最も大切であるということを教えていただきました。仕事においては、自らレポート(Documents)にまとめて積極的に提案する人が社会から期待される人材の必要条件である、と結ばれました。

 終了後、学生から『有名大学の学生が就職の面接を受ける場合、評価を上げるのか』という質問が出ました。それに対して『今は、出身大学によって人物の評価をすることは全くない』、『自分が希望し、選んで入った大学であるから、城西国際大学の学生であることに誇りと自信を持って面接に臨むように』というアドバイスがあり、学生たちは力強い伊集院先生のコメントに勇気とパワーをもらい、これから就職活動を本格的にスタートさせる上で大きなヒントを得ることができました。