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グローバルに学ぶ

ルイス・レムコウ名誉博士による集中講義を開催 !!

 

 本学の名誉博士でバルセロナ自治大学(スペイン)の環境科学技術研究所教授 ルイス・レムコウ先生により、2016年2月23日(火)から27日(土)までの5日間にわたり、“Environmental Issues & Technology”(「環境問題と技術」)と題する集中講義が東京、紀尾井町キャンパスで実施されました。先生は、スペイン語で書かれた『環境社会学』のほか環境問題、環境政策に関して精力的に論述、提言を行っておられます。
 またこの講義はすべての科目が英語により実施される本学の「グローバル・カレッジ(Global College)」プログラムの一つで、本学部の学部生はもとより国際大学としての特性を活かして他学部の学生も出席し、学部横断的にこの科目を履修することができます。

 


環境問題の歴史について学生たちに熱く語るルイス・レムコウ名誉博士

 

 今回の講義では、産業革命以来の環境問題の歴史について議論を展開されました。1960年代から世界で広がった水俣の水銀中毒など公害問題については、その科学的、技術的な原因とともに政治的、経済的な要因を探り、当時の解決策の有効性と限界について論じられました。また、冷戦下における核戦争の危機の時代に10代を過ごされた先生ご自身の体験から、放射性物質の放出がもたらす地球環境汚染の問題を取り上げられ、核保有国の核実験からチェルノブイリ、福島などの原子力発電所の過酷事故に至るまで、科学的なデータを提示し、克服すべき問題とその解決の可能性を論じられました。