オープンキャンパス

第3回オープンキャンパス報告

地域における生物多様性と環境ビジネス

 

 平成28年6月18日 第3回目のオープンキャンパスが開催されました。

 

1. 学部紹介「環境の学びと環境ビジネス」

 はじめに、倉林眞砂斗学部長が環境社会学部の学びについて紹介しました。

 

2. 体験授業①「キャンパス内の緑から生物多様性を体験する」

 次に、国武陽子准教授が、キャンパス内を歩いて生物の生息を観察する体験授業を行いました。
 「ピアノ池」に網を入れてみると、「トウヨシノボリ」の稚魚が確認できました。この魚はメスが産んだ卵をオスが孵化まで守り育てるという珍しい習性を持っています。また「ウシガエル」の幼体(おたまじゃくし)や、水面近くでは水質が良い水辺に生息する「イトトンボ」が観察されました。

 「万葉の杜」には「ヤマモモ」の木があり、赤い実が生っている木と生っていない木を観察することで「雌雄異株」であることが理解できました。また「アリ」と「カイガラムシ」の共生の様子も見られました。
 キャンパス内の自然を観察することで、さまざまな生物が生態系を構築していることが確認でき、参加者のみなさんは生物の世界にとても興味を惹かれたようでした。

 キャンパス自然観察の様子1
キャンパス内の生物について説明する国武准教授

キャンパス自然観察の様子2 キャンパス自然観察の様子3
ピアノ池に網を入れると、生息している生物が観察できました

ヤマモモ1 ヤマモモ2
万葉の杜のヤマモモ 雌雄異株で、実をつける木とつけない木がありました

 

3. 体験講義②「環境ビジネスのヒントを見つけよう」

 引き続き、福田順子客員教授が環境ビジネスとはどのようなものなのか、具体的な例を示しながら分かりやすく紹介しました。
 自動車産業は環境にとって良くないのでしょうか。自動車は二酸化炭素を排出し、交通渋滞を引き起こします。しかし実は、自動車産業は逆工場(インバース・インダストリー)でリサイクル率98%を達成しており、環境に配慮した分野だということができます。また「株式会社いろどり」や「小豆島ヘルシーランド株式会社」など、地域の資源や気候・風土など「環境を活かしたビジネス」を紹介し、身近な資源が新しい発想によって環境ビジネスへと発展する可能性を秘めていることが話されました。参加者は「別の視点でとらえることで、新しいものを生み出すことにつながるのですね」と驚いていました。

環境ビジネス体験授業
環境ビジネスについて説明する福田客員教授

 

4. 教員・学生との懇談

 体験授業の後は、参加者と教員・学生が、学部の授業の様子や入試について和やかな雰囲気で懇談しました。

教員・学生との懇談
教員と懇談する参加者と保護者