オープンキャンパス

~オープンキャンパスから~

第5回「植物がもたらす健康」

 

 平成28年8月24日 台風一過の夏空の下、第5回目のオープンキャンパスが開催されました。

 

1. 学部紹介「環境の学びと環境ビジネス」

 はじめに、倉林眞砂斗学部長が環境社会学部の学びを紹介しました。環境社会学部の学びは「緑・自然」・「農業・食」・「園芸・健康」の三つの内容を中心に持続可能な社会を担っていく人を育てるために構成されています。これからの若者はグローバル化する環境問題に対して広い視野を持ち、環境技術と科学技術イノベーションを社会に活かして「環境を作って」いって欲しい、とのメッセージが贈られました。

倉林学部長
「グローバルな環境問題に貢献できる広い視野と先見性を」

 

2. 体験授業①「環境と健康を考える~食卓のトマトから」

 次に、日本の外食産業の一線で食のプロデューサーとして活躍されている本学部非常勤講師 荒牧麻子先生による、身近な食材を材料に食と健康に関する体験講義がなされました。ヨーロッパではトマト、オリーブオイル、ヨーグルト、魚介類をよく摂取する国の健康度が高くなっていますが、野菜の摂取量が多いだけでは長寿に結びついていないのだそうです。
 その後、参加者はいろいろな品種のトマトに、①ヒマラヤ岩塩、②沖縄の藻塩、③イタリアの竹炭入り塩の3種の塩、④ブドウから作るバルサミコ酢(イタリア)、⑤カエデ樹液が材料のメープル酢(カナダ)をそれぞれ付けて、風味の違いを味わいながら、世界の食の文化の多様さを感じていました。

 荒牧先生
「多様な食から多様な世界の文化がみえます」

体験授業の様子1
さまざまな種類のトマトと調味料をテイスティング

体験授業の様子2
「同じ食材でも産地や組み合わせで味が違います」

体験授業の試食風景
はじめは五感を使って体験することから

 

3. 体験講義②「健康に活かす香り物質~手作りハンドクリームで、精油の肌への作用を体験」

 引き続き、中村知香助教によるアロマテラピーの講義が行われました。
 まず、匂いの成分は化学物質であること、そして嗅覚で認知することで、匂いとして感じることができるとの説明がありました。匂い物質は40万から50万種類あり、人間はそのうち1万種類の匂いを感じることができます。
 香りの利用の歴史は古代エジプトにまでさかのぼることができます。また、香りは日常生活だけでなく、キリスト教など諸宗教でも神聖なものとして扱われています。最近では香りによるビジネスチャンスの創出や、アメリカの大統領選で香りが話題になるほど、様々な分野と香りが深く関わっています。
 後半では、参加者が効用を利用したハンドクリーム作りの体験が行われました。参加者はシアバターにレモン、フランキンセンス、ラベンダーの精油を調合して自分の好みの香りのハンドクリームを作りました。

中村先生
「香りは様々なシーンで活用されています」

アロマ体験授業の様子
「自分らしい香りができました。いろいろな効果が期待できそうです」

 

4. 教員・学生との懇談

 体験授業の後は、参加者と教員・学生が、学部の授業の様子や入試について和やかな雰囲気で懇談しました。

教員・学生との懇談
先輩たちが大学の授業や生活についてお話します