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緑・自然コア
里山プロジェクト(No.7)

里山で哺乳類の観察会の講師を務める

 

 平成28年9月10日、東金市油井里山で「ときがねウオッチング」主催(東金市協働事業)の自然観察会の第3弾として、「里山で哺乳類の痕跡を探そう」というテーマで自然観察会が開催されました。環境社会学部国武ゼミ4年生の菅原将人君が一人で講師を務め、ゼミ生がサポートしながら、子供たちと保護者の方々と里山で哺乳類の観察をしました。
 哺乳類は警戒心が強くまた夜行性の種も多いため、なかなか直接観察することができません。そのため、糞・毛・食痕・足跡・巣・匂いなどのフィールドサインと呼ばれる動物たちの残した痕跡で哺乳類の生存確認や食べているものなどを推測する調査方法があります。菅原君は、卒業研究で様々な手段を利用して里山の哺乳類相を調べています。今回は、その経験を活かして、油井里山で子供たちと哺乳類の痕跡探しを行いました。
 最初に、油井里山で確認されている哺乳類について説明がありました。そのあと、皆で田んぼや草地を歩き回ると、タヌキの足跡、カヤネズミの巣、モグラ塚、中型の動物の獣道などが見つかりました。また最後に、赤外線カメラで移ったノウサギやアライグマ、タヌキの映像を見たり、紙粘土で作った糞を手に取ったり、普段は見ることができない生き物を身近に感じた観察会でした。
 菅原君はこの観察会の講師をするために、何日も事前調査や準備を重ねてきました。自分が知っていることや経験したことを人に伝えることの難しさと、やりがいを感じた一日だったと思います。最後に里山で哺乳類を観察することの楽しさ、そしてこのような哺乳類が生息できる里山環境の貴重さを真剣に子供たちに訴えかける姿が印象的でした。

ときがねウオッチングの様子1
生き物の説明をする菅原将人君
ときがねウオッチングの様子2
タヌキの足跡を発見!  
ときがねウオッチングの様子3
菅原君が作成した紙粘土の糞
ときがねウオッチングの様子4
スタッフをする学生たちとゼミ生と卒業生