平成26年度 環境社会国内研修 (愛媛県鬼北町)(No.1)
フィールドで学ぶ
 
  四万十川源流地域の自然に触れ、活性化を実践的に学ぶ !!
 

 

 全国の農山漁村の多くは、過疎化や高齢化等の深刻な環境問題をかかえながらも、豊かな自然資源を活かしながら、地域の活性化に向けた様々な取り組みを行っています。環境社会学部では、フィールド教育の実践として、日本の地方部での地域社会が抱えている過疎化と高齢化の中で、産業振興等の活性化策への取り組みを実地に学ぶ目的で、自然環境豊かな愛媛県の四万十川源流域に位置する鬼北町で、町役場の全面的な協力を頂き、8月24日から30日までの1週間の行程で国内研修を実施しました。

 以下に、研修の実施状況を順次、報告します。

 

8月25日(月)
 
 鬼北町での研修プログラムは、8月25日(月)からはじまりました。
 研修に先立って、甲岡鬼北町長からの「鬼北町の豊かな自然と人に触れ、しっかりと研修に励んで欲しい!」との激励の挨拶をいただきました。
 その後、鬼北町産業課 二宮課長から、町の自然環境と産業の概要についてのお話を伺いました。特に町内の高齢化、過疎化に伴い、農業をはじめとする産業の衰退と後継者の減少が大きな問題となっている点、町内面積の大半を占める森林管理の問題等、の地域新興上の問題が山積しているとのお話を伺いました。
午後からは、環境保全課 坂本さんの案内にて、地域の産業振興のために設置された、町内の道の駅「日吉夢産地」および「森の三角ぼうし」を案内していただきました。それぞれの道の駅では、各農家が独自に栽培した農作物の委託販売を実施し、営農を続けている様子等について、実地に見聞することができました。

 
 道の駅「夢の三角ぼうし」で地域の特産品を調査

 

8月26日(火)

 午前9時30分、全員が公民館会議室に集合すると、鬼北町環境保全課 青儀さんより、町内を貫流する河川の水質浄化を実現するために、「環境浄化微生物」の生産と町内無料配布や水田耕起時の濁水が河川に流入することを防止するための方策等四万十川の水質維持のための対策についてお話を伺いました。
 午後からは、待望の四万十川本流を視察させていただきました。四万十川本流は、降雨後にもかかわらず、町の水質保全策も功を奏して、濁りも少なく、「日本一の清流」と言われるにふさわしい、とてもきれいな水の流れを確認することができました。
 四万十川から鬼北町に戻る途中で、四万十川の支流である広見川の水質浄化に利用されている「環境浄化微生物」の生産現場を見学させていただき、四万十川の清らかな流れを将来の子どもたちのために、維持していくために、地域の方々の並々ならぬ努力を垣間見ることができました。

 
 四万十川の清流を維持するための環境浄化微生物の活性現場を視察