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グローバルに学ぶ

イギリス研修レポート(No.4)

ロンドンで緑地の意味を知る !!

 

 イギリス研修に参加した学部の学生たちは、2月28日(日)にロンドン市街の王立の公園緑地を視察し、実地に踏査しました。ロンドンは世界で最も緑地の多い都市のひとつで、緑地面積がロンドン市街地の38.4%を占めています。学生たちの視察の目的は、何故ロンドンには緑地が多く、そして都市における緑地の効用は何かを知ることにあります。

 学生たちは、この日、ロンドンの中心市街にある議会広場の小さな緑地からスタートしました。この広場は、議事堂とビッグベン(大時計塔)、ウェストミンスター寺院に囲まれています。ここからセントジェームズパークまで歩き、パーク内を歩いて、バッキンガム宮殿、そして王立公園の中では最も規模の小さいグリーンパーク、さらにはハイドパークへと歩みを進めました。ハイドパークは、最も有名な王立公園のひとつで、2012年のロンドンオリンピックではトライアスロンが開催されました。最後には訪ねた王立公園は、最大規模の公園でロンドン動物園の本拠地であり、また非常に多くのスポーツ球技場を擁しています。

 


王立公園セントジェームズパーク。バッキンガム宮殿に隣接している。

 


セントジェームズパークからバッキンガム宮殿を望む

 

 これらの王立公園を視察した際に、学生たちは市民が実際どのようにこれらの緑地を利用しているかに焦点を当てるとともに、公園内の多様で豊富な植物や動物を写真に収めていました。王立公園を訪れたのがちょうど日曜日でしたので、ロンドンの市民が実際どのように公園を利用しているのかを理解するには最良の日となりました。都市の緑地が、大都市に生活する人々の肉体面と精神面の両面から、健康維持にいかに重要であるかを具体的に示してくれたからです。
 人々は、老いも若きもあらゆる種類のスポーツに親しんでいます。(例えば、ラグビー、サッカー、テニス、乗馬、ローラーブレード、ジョギング等)それに加えて、人々は公園に来て、リラックスしたり、読書をしたり、犬と散歩をしたり、家族と一緒の時間をゆったりと過ごしたりしています。暖かい季節になると、多くの人々は、公園内の池で水泳をしたり、芝生の上でピクニックや日光浴をしたりします。当然のことながら、多くの人々は、非常に多くの種に富んだ野生の植物や動物を観察するために公園を訪れます。音楽のコンサートやフェスティバル、現代芸術の催しもまたこれらの公園で頻繁に開催されています。

 学生たちは実際に自分の目でロンドンの緑地を視察し、人々の利用状況を確認することにより、大都市に生活する人々にとって、如何に緑地が重要であるのかをより深く理解することができます。そして、学生たちは、緑地がもたらす環境の価値や社会経済的な便益といった点についても、グローバルな視点に立って見分を深めることができることでしょう。

(Tim先生からのレポートを鈴木が翻訳)

 


ハイドパーク内の池に生息している白鳥に餌をやるロンドン市民

 


ハイドパークを訪れた学部の学生たち

 


冬でもエバーグリーンの広大な芝生を有するリージェンツパーク

 


リージェンツパーク内の池と野鳥

 


リージェンツパーク内を視察する学生たち