映画『少林少女』に参加して
木場真理子 映画『少林少女』 概要
プロデューサー:亀山千広 チャウ・シンチー 映画『少林少女』に参加して
監督:本広克行
出演:柴咲コウ、仲村トオル、江口洋介 他
配給:東宝 (2008年春公開予定)
私は今回、映画スタッフ育成事業にインターンシップで参加し、4月16日~6月3日の約一ヵ月半、映画少林少女の製作現場で映画が作られる現場を勉強してきました。
制作部に制作進行見習いとして入り、制作の仕事をさせていただきました。
制作はロケハンや、食事、宿の手配などをするところです。その他、現場では、映画が円滑に作られるよう常に目を見張り、困ったことがあれば、それを迅速に対処していきます。細かい気配りと、全体を把握出来る広い視野が要求される仕事です。
ロケが始まるまでのはじめの一週間は、東宝スタジオのスタッフルームでお手伝いをしました。東宝スタジオでやっていたことは、行ってまずお茶を作り、コーヒーを入れ、その後はやることを聞いて、コピーをとって閉じたり、FAXを送ったりしていました。また会議があれば、お菓子や机などのセッティングをしていました。ロケに出発する直前は、ほとんど、倉庫にある備品を整理して制作トラックに詰め込む作業をしていました。ロケに入り、撮影が始まってからも仕事内容はほとんど同じでしたが、人止めや音止めなどの仕事が加わりました。一般の方に接するということで、初めは中々対処出来ず、あまり協力して貰えませんでした。それがしだいに協力してもらえるようになり、何とか色々な人に対処出来るようになったときはとてもうれしかったです。しかしお茶配りは最後までタイミングがうまく掴めず、苦労しました。
与えられる仕事はどれも簡単な作業なのですが、どれも初めはうまく出来ずにてこずってしまい、普段からやっていないと出来ないということを痛感しました。そして量の多さに、悪戦苦闘していました。想像していたよりも体力的にも精神的にもつらく、正直、自分は裏方の裏方の奴隷みたいな仕事しているようで、つらくて帰りたいという思いとの、ギリギリの所でやっていたというのが本音です。しかしずっとやっていくうちに、じつはすごく重要で魅力的な仕事であることも分かりました。一生懸命やっていなかったら、そういうことにも気付かなかったかも知れないと思い、続けていて良かったと思いました。
良い映画を作るという一つの目的に向かってなされるそれぞれのプロの仕事、それらが結集されて作られる現場は、すごいパワーで満ちていました。スタッフさんの一人が、「映画は手作りだから、みんなで知恵を出し合って作る。」とおっしゃっていて、チームワークをとても大切にしていました。そして皆本当にビックリするほどよく動きます。人が動いて映画が出来るということを実感しました。私もいつか良い映画を作る人力の一端を担えたら良いと思いました。
スタッフの方と一緒に食事の準備
この様な貴重な経験をさせて頂き、お世話になった皆様には、心より感謝しています。
ありがとうございました。
|