インターンシップレポート:はりまや橋
増田麻帆 私は、5月31日から7月5日までの約1ヶ月間「The Harimaya Bridge~はりまや橋~」という映画の高知ロケに参加しました。監督は、アロン・ウルフォーク監督で、今作が初監督作品です。他に、助監督の演出部、撮影部、照明部、録音部、美術部、制作部、車輛部、スタイリスト、ヘアメイク、スチール、そして、俳優部など様々な役割を持つ人達によって撮影が進んでいきます。
初めは、制作部の下で、スタッフや俳優さんのための飲み物やお菓子のセッティング、機材や道具を運ぶ手伝い、人や車止めなどの仕事をしました。
次に、録音部に所属することになりました。録音部は、ミキサーとブームマイク、アシスタントの3人で構成されており、私を含め4人で活動しました。録音について何の知識もない私が始めに手伝えることは、機材の積み下ろしくらいでした。機材は、録音をするレコーダーと調整するミキサーがセットされたベース、ステレオマイク、ヘッドフォンや俳優につけるマイクなどが入ったバッグ、ケーブルが何本も入ったケースなどでした。だいぶ慣れてくると、機材の名前や役割などを少しずつ覚えられるようになり、マイクのセッティングやヘッドフォンを監督や助監督に渡すといった決まった仕事をするようになりました。また、演技と関係ない音を止めるため、近くの道路で車を止めたり、時には、セミの鳴き声を止めるために走ったりしました。録音部は比較的機材が少なかったので、終わったあとは他の部の手伝いをし、指導してくださったため、撮影部や照明部の機材も少しですが、覚えることができました。
約1ヶ月という長い間、初めての地でのスタッフのみなさんとの共同生活は、とまどいや不安もありましたが、とてもいい経験になったと思います。挨拶や返事が大事であることやわからないことを素直に質問し、わからないままにしないことなど、普段の学生生活では気づかなかったことも意識するようになったと思います。やったこともないような仕事を頼まれることもあります。そんな時に、何もわからない自分だからこそ、自分には何をどこまでできるかを考え、行動しようと心がけました。また、現場には、目上の人がたくさんいます。その中で自分の立場を考え、様々なことに配慮し、感謝の気持ちを忘れないことも大切です。このインターンシップを通じて、撮影に関する知識の他に、人間関係などの社会勉強にもなったと思います。これは、映画の世界だけでなく、どんな職業に就いたとしても大事なことだと思います。今回の経験をこれからの自分に活かしていきたいと考えます。
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