
■ JIUを選んだ理由は何でしたか? また「きっかけ」は何でしたか?
小学校の頃からゲームの世界を想像するのが好きでした。いつか自分もゲームの世界が作りたい、最初はそういった想いからコンピュータグラフィックスを勉強してみようと思い、受けてみたのがきっかけでした。
■ 入学前に夢はありましたか。あるいは入学前からやりたいことは決まっていましたか。
初めの夢はゲームクリエイターになりたかった。でも、高校では小説を書くことが好きになり、小説家になろうかなと思っていたこともあります。やりたい方面はクリエイターですが、何に重点を置くかはその時はまだ漠然としていましたね。
■ 今、勉強面でいちばん力を入れていることは何ですか。
自分の夢に対して役立つことなら何でも吸収しようと思っています。ただ、結構面倒くさがりなので、なかなかそうはうまくいきません。しいて言うならば、多くの人が見て一番面白いと思う物語は何なのか、それが、私が今一番気になっていることで、自分の夢にも大きく関わってくるものなので、勉強する際にも常に念願においています。
■ これまでに一生懸命に取り組んだことは何ですか。
大学に入ってからは映像作りに夢中になっていました。自分の作った映像を人に見て、なおかつ楽しんでもらえた時の喜びがとても気持ちが良かった。委員会活動では大学のCATV網を使い、20分の学内TV番組を作っていました。なかなか知名度は上がりませんでしたが、評判はとても良かったし、大変だったけど、自己表現をすることの大切さや、達成感を知りました。とてもいい経験だったと思います。
■ 授業や先生方の言葉で、印象に残っていることはありますか。どの先生のどんな言葉、どの授業ですか。
村川英教授の比較映像文化研究では「好きな映画の監督は徹底的に調べろ」という言葉が印象に残っています。
成瀬活雄先生のシナリオ制作の授業では、「映画作りがうまくなりたかったら、自分が一番つまらない映画を見ろ」といわれ、よくつまらない映画を借りてきてはみていました。
篠田正浩監督とは一度、里美八犬伝巡りに同行させていただきました。その時、言われた言葉で「人は決して一人では生きられない」という言葉が今でも身に染みています。
■ メディア学部のオススメの学び(授業)を教えてください。
映像文化演習では成瀬先生がとても熱心に映画作りを教えてくださいます。
もうひとつは、岡本英信先生のコミュニケーション概論とジャーナリズム論。アジアについてとても貴重なお話が聞けます。アジアの中でも日本は海に囲まれているので隣国には無関心という日本人が多いと思いますが(私も含め……)、ニュースステーションやみのもんたを見るより、わかりやすく教えてくださいます。
■ 授業での作品づくりを通して学んだことは何ですか。
仲間と連携することの大切さだと思います。映像は一人で作るのはとても大変です。そんなとき一人でも仲間がいたらどんなに支えになるか見に染みて感じました。ただ、時には孤独に耐えながら作業しなければいけないこともあり、そこらへんのバランスをとりながらやるのは、やはり難しいです。しかし、作品が完成したとき、それを仲間と分かち合えたなら、それに変わる喜びはないと思います。努力が報われれば、自信が湧いて、次へのエネルギーになりますね。
■ これから、もっとがんばりたいことはありますか。
人として必要なことをおろそかにしないことです。馬鹿だと思われるくらい真面目に生きたいです。ただし、それは決して悪い真面目じゃなくて、堅実に、柔軟に壁を越えて生きたいという意志でありたいと思っています。
■ 将来の夢を教えてください。
将来はシナリオライターとして、多くの人々を感動させる作品に携わりたい。映画やドラマ、アニメ、ゲームなど幅広い物語を書きたい。そして、いつか自分にあった仕事を見つけて極められればいいと思います。全て映像が伴うのはシナリオが映像と深く関わっているからです。シナリオを勉強するにあたって、この大学で学んだ映像が役に立ってくれれば幸いです。
■ 後輩の皆さんへのメッセージ
資格は取っておいた方がいいです。
それから、ぜひこの大学で自分を見つめなおす何かの『きっかけ』と出会ってください。