産学協働 COD (Culture On Demand) Project 始動!
1月19日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、キヤノンITソリューションズ株式会社と城西国際大学 メディア学部学部は、COD (Culture On Demand) プロジェクトを発足し、宣言書に調印しました。
このプロジェクトでは、城西国際大学メディア学部の学生が、企業の支援を受けながら、キヤノンの組版ソフトウェアEdiColorとオンデマンド出版の技術を活用して、1991年に刊行した『機動戦士ガンダム大事典(一年戦争編)』(ラポートデラックス)を復刻し、TSUTAYA Onlineで受注販売することを試みます。価値あるコンテンツをデジタルアーカイブし、オンデマンド出版とオンライン販売の可能性を模索していきます。
メディア学部の小牧雅伸 兼任講師が担当する講義「パブリシングデザイン」の成果を受け継ぐもので、学生の皆さんが、この本の組版を行い、キヤノンマーケティングジャパン株式会社幕張事業所内のPOD(Print On Demand)センター内でインターンシップの一環として、この本を制作する予定です。
フォントワークス株式会社、ダイナコムウェア株式会社が、このプロジェクトにフォントを提供し支援してくださっています。

* キヤノンITソリューションズ株式会社 商品事業本部 事業本部長 楢林 知樹
* キヤノンマーケティングジャパン株式会社PPS商品企画本部 本部長 兼 キヤノンプリントスクエア株式会社 代表取締役社長 野沢 佳津夫
* 城西国際大学 メディア学部長 袁 福之
* カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 会員サービス事業オンラインショッピングStrategic Business Unit長 坂田 真我

また、株式会社イオ・小松左京事務所の乙部順子社長が小松左京先生のメッセージを代読しました。
産学協働 「COD」 (カルチャー・オンデマンドへ)プロジェクトへのメッセージ
私の『小松左京全集完全版』が城西国際大学出版会から発行されるようになって4年になります。全集の企画を考え始めていた1990年代には、全50巻にも成る厖大なボリュームの作品を電子媒体で発行することも検討しましたが、数千年にわたる「紙」媒体による書籍文化を継承することの重要性を考え、あえて「本」の形で出版することを志しました。
「文字」という抽象的な記号で表現された世界は、それを理解した編集者とデザイナーによって紙の手触りや活字のレイアウトが選ばれ装幀されて、読者にふさわしい形になって提供されます。読者は見て、触って、読んで、ワクワクさせられるのです。これまで人類が築きあげ洗練してきた「活字文化」の歓びを、新しい技術の発展によって削られるのではなく、さらに歓びを広げるような形で、全集を発行したいと考えました。
このような私の考えに賛同して下さったのが、城西国際大学であり、そのために出版会を設立し、メディア学部に出版コースをつくって下さいました。これからの出版文化を担う人材の育成、新しい出版文化の創造に向けて、真剣に取り組んで下さっているのです。
今回の産学協働「COD」プロジェクトは、この取り組みをさらに具体的に発展させてくださる試みであると、たいへん喜ばしく思います。ご協力下さいます関係各位の方々には、心からの感謝を申し上げると同時に、この試みが多くの方々にご理解いただき、新しい出版文化の構築に向けてさらに一歩でも前進することを期待しております。
平成22年(2010年)1月吉日
城西国際大学 メディア学部 客員教授
小松 左京
■ COD (Culture On Demand)宣言
コンテンツオンデマンド から カルチャーオンデマンド へ
→ 詳細は、袁学部長のブログでご紹介します。
□ 関連Webサイト


