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| 2007.10.2(火)〜10.20(土) |
| 水田コレクション浮世絵名品展 |
| 特集=判型 |
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現在でも用紙にはA4、B5などの規格サイズがあり、用途によって使い分けられているように、浮世絵版画も様々な判型の用紙に摺られました。初期浮世絵では用紙も判型もまちまちでしたが、明和期(1764〜72)に錦絵が誕生して量産されるようになると、重ね摺りにも耐えられる奉書紙が一般的となり、判型も定まります。最も多く摺られたのは大奉書を半分に裁った大判で、役者絵、美人画の基本型となりました。また柱絵判や長大判など縦長の変型判は、しばしば掛軸装にされ、肉筆画に手の届かない庶民が壁掛けの絵として楽しんだといわれています。また「続物」という、錦絵を竪、あるいは横に複数つなげた作品も登場します。ワイドスクリーンによるダイナミックな構図の出現は、浮世絵版画の表現の幅を広げただけではなく、一度に2枚、3枚とセットで購入され売り上げが倍増することを狙った版元たちの戦略であったことも見逃せません。この度の展覧会ではこのような浮世絵文化の成熟の様子を、判型を通してお楽しみいただければ幸いです。
また、小特集として西洋の透視図法を取り入れた作品を展示します。合理的な遠近法に出会い、新しい視覚を発見した江戸時代の人々の空間表現をあわせてご覧下さい。 |
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| 図版:葛飾北斎
《詩哥写真鏡 少年行》 |
| 天保4,5年(1833,34)頃、長大判錦絵 |
| ポスター制作 人文学部メディア文化学科4年 齋藤渉 |
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主な作品  |
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図版=左:喜多川歌麿《音曲比翼の番組
小むら咲権八》寛政(1789〜1801)末頃、間判錦絵
中:石川豊信《関羽と遊女》寛保〜延享(1741〜48)頃、幅広柱絵判紅絵
下:菱川師宣《見立石山寺紫式部図》江戸時代前期(17世紀末)、絹本着色 |
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