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2014.06.14
【報告】セカンドハーベストジャパンで炊き出しボランティア

国際開発研究会中のメンバー5名は、6月14日(土)、路上生活者の方々への炊き出しボランティアに参加しました。これはNGOセカンド・ハーベスト・ジャパン(2HJ)が毎週土曜日に東京・上野公園で実施している活動です。

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<参加者の感想>
このボランティア活動から、これからボランティアをする上で考えなければならないことを学ぶことができました。それは''自分たちが支援する人についてきちんと理解する”ということです。炊き出しは自分も初めての経験で、何ができるのか不安でしたが、作業自体はさほど難しいものではありませんでした。ただこの活動前まで路上で生活する人と実際に会ったこともないし、話したこともありませんでした。つまり対象者をちゃんと理解してボランティアをしていたかというと、そうとは言えませんでした。これからもこのボランティアを継続しつつ、積極的に参加しながら“相手を理解する”ということを追求していきたいと思います。


国際交流学科 2年 山田 司

私は今回このボランティアに参加し、日本の現状と路上で生活する人々の生活、そしてそれらの人々がどのように見られているのかについて深く考えさせられました。私は大学に入り、アジアの開発途上国に興味を持つようになりました。世界中どこの国へ行ってもホームレスなど当たり前、特に東南アジアでは小さな子ども、いわゆるストリートチルドレンが存在し、雨風を凌ぐ屋根がない生活を送っています。そんな現状を少しでも改善するために日本のNGO団体などが支援活動をしているのも知っています。しかし今私たちが住んでいる日本に、あれほど多くの路上生活者が存在するとは想像できませんでした。当日食料支援を受け取った人は300人を超えました。日本では路上生活者をおそらく迷惑な存在だと思って見ている人がほとんどだと思います。私も食事を配る際に目も合わせず、感謝の言葉もない人々に驚きました。しかしこのボランティアが終わって、留学生にこのことを話すと、「日本人はそういった人を見るとすぐに自分と比べて、自分はそうならなくてよかったと思ってしまう人は少なくないと思う。もっと起こってくることに対して余裕を持つことが必要かもしれない。」と言ってくれました。そういった普段感じることのない私たちが持つステレオタイプを、改めて考え直すいい機会にもなりました。引き続きこのボランティアに参加し、今回疑問に思ったことをもう一度考えたいです。
国際交流学科 2年 降幡 知真

It was a great opportunity for me to learn about volunteering work. Though it was my first experience in Japanese, I tried to learn from it. The Second harvest Japan is a non-profit organization registered by the Japanese government as the only nationwide food bank in Japan. I saw people were happy to receive food there. At the same time I was wondering to see some people who were very young. Several questions come to my mind like why they won't work, how the Second Harvest Japan raises fund and so on. I hope I will get answers of these questions after working more in such type of social work.
国際交流学科 1年 Mousumi Subedi (ネパール留学生)

私は今回初めてこの炊き出しボランティアに参加しました。そしてこの活動を少しでも多くの人に知ってもらい、いろんなことを感じて欲しいと思いました。また参加したいと思っています。
国際交流学科 1年 山田 えみり

私はこのボランティア活動に参加し、貴重な経験をすることができました。改めてボランティアの大変さと大切さを感じました。このような活動は今後も続けていくべきだと思います。また参加したいです。
国際交流学科 1年 新井 佑佳

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