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2014.08.20-21
【報告】NICE主催ワークキャンプ「世界の遊び」を通じたボランティアを宮城で実施

今年もNICE主催でワークキャンプ「世界の遊び」が実施され、異なる言語や遊びを通じたボランティア活動に本学学生4名が参加しました。今年のワークキャンプは、宮城県遠田郡美里町の不動堂児童館で実施されました。宮城の小学生と外国語をつかった遊びを通して国際交流できました。使用した言語は英語(ハワイ)とポルトガル語です。英語の遊びを紹介した学生はハワイからの留学生ニコルさんと、国際交流学科3年の石原さん、またポルトガル語の遊びは、国際交流学科3年の新垣シンチアさんと野田さんです。

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“Our Thoughts on the Miyagi Volunteer”
I am really glad to have had the opportunity to go to Miyagi and play with the kids over there. It was only one day but I had a great and fun time with those kids. Actually, I was a little worried if they would get interest learning and playing Brazilian games. But they really surprised me. They learned the colors in Portuguese so fast and also enjoyed the games and the dance. They enjoyed so much that they even asked us to stay more or at least to come back visit them again. I am really happy to could bring a little bit of fun to them, after a hard time they had with the 3/11 disaster. (国際交流学科3年 新垣シンチア)

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I think that the experience I had in Miyagi was great. This was my second time going to a volunteer thing that was involved with children. I really liked how we got to teach them something they normally wouldn’t learn. I liked the lodging location and how we were provided with meals. The lodging was a really nice place and I felt right at home there. The people were really nice and everyone got along really well. The kids were also really great and they seemed to have a lot of fun with the games they played. We also got to sit down and chat with them as well as play outside with them. I had a really great time and I have no complaints. (Nicole Woodring ハワイからの留学生)

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今回、NICEのプログラムに2回目の参加となりました。去年と今回の圧倒的な違いは、ボランティアのうち日本人が圧倒的に少なかったということです。参加したボランティアはフィリピン人と台湾人、香港の人、そして本学からはブラジル人とアメリカ人、我々日本人2名と、とても国際色が豊かで、コミュニケーションも当然英語という状況でしたので、勉強になりました。今回私は、ブラジルのチームに参加し、ポルトガル語をどう教え、かつどれだけ体を動かすゲームができるかということを考えながらゲームを作りました。そして、子どもたちに人気がある「アナと雪の女王」のキャラクターも取り入れて、日本で言う「色鬼」のようなゲームを行いました。実際に、去年より体を動かすゲームが多かったので、子どもたちも楽しそうでした。毎回のことですが、子供たちの体力には目を見張ります。休み時間でも、どこまでも追いかけてきて、自分の体力の限界との勝負でした。それに、今回行った美里町は直接津波や、放射能などの影響はなかったものの、地割れなどがあり、しばらく子どもたちは自由に外で遊べずに過ごしていたそうです。そのような状況を感じさせないほど、元気いっぱいな子どもたちに出会えてよかったです。やはり、今の自分たちにできることというのはとても微々たることかも知れないですが、実際に現地に行き、世界の遊びを通して子どもたちと交流したことを周りに伝えて、もっと周りの人をこの活動に巻き込んでいくことが自分にできることだと思います。そして、継続ということも大切にしていこうと思っています。1回行って満足するのではなく、何回もいくことにより、そこの町の復興の様子もみえるし、また何より子どもたちが覚えていてくれるかもしれないといううれしさもあります。最近、この活動以外にも東北の復興支援のプログラムに参加しましたが、どれもボランティアをしているのだという気負いがないなかで活動してきました。自分の目で、今東北はどのような状況なのかを見て考えたり、また子どもたちのまっすぐな笑顔に力をもらったり、東北の人たちのやさしさに触れるたびに、自分がもらっているものもたくさんあることが実感できます。それの恩返しとして、いろいろな手伝いを今後も継続させることや子どもたちのことを、もっといろんな人たちに伝えていきたいです。(国際交流学科3年 野田悠太)

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