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2015.08.01
【報告】福島県南相馬市で学習支援ボランティア活動をおこなっています

8月1日から9日、福島大学の学生が主催する南相馬学習支援ボランティアに本学学生2名(佐藤亜子、大井川卓)が参加しています。

南相馬市の子どもたちは、東日本大震災により避難を余儀なくされ、そのため避難先の学校での勉強の遅れや不安に直面しました。また今もなお、仮設校舎で勉学を続けている状況にあります。震災後は親も子もストレスを抱えているため、まずは子どもたちの居場所を作ろうと小高区の皆さんが立ち上がったのがきっかけです。この活動は本学学生ボランティアサークル代表の大井川さんの友人がはじめたもので、大学を越えたボランティア活動が3年前からはじまりました。参加は今回で計3回目となります。

(参加者の声)
  私はこの3日間、小学生の男の子に付きっきりで勉強を教えていますが、きっちり教えるというよりは、「ほら、勉強するよー」みたいな楽しい感覚で教えることのほうが多かったといえます。勉強を教えるというよりも、いかに子どもがやる気を出せるか、また楽しく勉強する環境を整えてあげることのほうが重要で、かつ難しい部分でもありましたが、日本語教員で学んだことを少し生かせるチャンスもあり、大変ながらも、とても充実していて楽しかったです。
2日目は近くのアグリパークに行き、みんなでソーラーパネルを作るという貴重な経験ができました。課外学習を通して、たくさんの子どもとコミュニケーションをとることができて、子どもとの距離も縮まった気がして嬉しかったです。また参加したいと思いました。(国際文化学科4年 佐藤さん)
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 今回で3度目とまだまだ実績は浅いですが、これまで10名以上のサークルメンバーが参加しており、ほとんどの人が参加してよかった、また参加したいといった感想を抱いています。私自身も福島県出身なので、このような企画があることに嬉しさを感じますが、それ以上に県外の学生がわざわざ福島県までボランティアに来てくれることが本当に嬉しく感じると共に、今後もこの活動を続けていきたいという強い思いがあります。
 最後に福島大学の皆さん、代表の菅野君、今回もこのような企画に誘っていただきありがとうございました。 (国際交流学科4年 大井川さん)
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