２月１７日から３月１日までの１３日間、東京・市ヶ谷にあるJICA地球ひろばで開催されたジュニア地球案内人プログラムに本学学生１名（国際交流学科３年　大井川卓）が選出され、他大学の学生とともにこのプログラムに参加しました。

JICA地球ひろばでは、開発途上国で起きている問題や取り組むべき課題を展示する施設が設置されており、その展示内容をJICA職員である地球案内人のみなさんが、わかり易く説明してくださいます。今回のプログラムでは、そのジュニアとして地球案内人業務の体験をさせていただき、かつ国際協力活動を仕事としているみなさまとの交流や、国際協力に関するワークショップの作成や実施をお手伝いさせていただきました。また最終日には、公開発表会を企画し、テーマに基づく発表を準備し、実施しました。このプログラムに参加することにより、国際協力についてより多角的な視点が身につけられたようです。

参加者の感想
２週間と短い期間でしたが、ワークショップ（WS）手法について１から学ぶことができ、また会場にいらした留学生に対して、英語で開発教育について説明するなど、実りある時間を過ごすことができました。
最終日には「世界の教育事情」と「こども兵」をテーマに、一般の参加者を含めたワークショップを催すことができました。この日を迎えるまで、毎日参加したメンバーたちと夜まで準備に取り掛かり、リハーサルする度に課題が浮き彫りになるなど、悩んだ時もありました。しかし結果的にワークショップを成功させることができただけでなく、ワークショップを開くためのファシリテーターとしての能力や、準備の大切さを同時に学ぶことができました。
今後はこのプログラムで学んだことを学生サークルのメンバーに伝えていき、大学祭などにて同様のワークショップを開いていきたいと考えています。（国際交流学科３年　大井川卓）