2016.08.28
JICA筑波国際協力実務講座に参加

ICA筑波国際センターで開催された国際協力実務講座に、本年度も本学より1名出席し、国際協力の基本を6日間、他大学の学生たちやJICA研修生と共に学ぶことができました。

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私は8月19日から土日を挟んで26日までの6日間、JICA筑波国際センターで実施された「国際協力実務講座(初級編)」に参加させていただきました。今回、本学からは私一人が参加したので、講座初日から他大学の人たちと上手くやっていけるか不安になりましたが、講座初日に「世界が100人の村だったら」というワークショップをしたことにより、徐々に他大学の人たちと打ち解けあえるようになりました。この講座に参加した目的は、3年生から本格的に国際協力について勉強を始めて、将来は国際協力に携わる仕事がしたいと考えているためです。そのためにはもっと国際協力について勉強しないといけないと思い、この講座へ参加することを志願しました。6日間の講座を通して、JICAが行う事業やODAが繋いでいるアクター、さらに国際協力分野におけるキャリア開発について学ぶことができました。

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この講座に参加して達成できたことは、ワークショップやグループワークを通して自分の意見を出すことができるようになったことです。普段、あまり自分の意見を出すのは苦手なほうでしたが、この講座ではグループワークやグループディスカッションを行う回数が多く、自分の意見を述べることが前ほど苦痛ではなくなりました。次に、この講座に参加して得たものは、PCM手法(プロジェクト案件を形成するためのツール)についての理解です。PCM手法を今まで勉強したことがなかったので新鮮でした。講座の中では、ウガンダで実施中のプロジェクトを参考にしてグループディスカッションを行いました。問題分析をしていく時に、問題となっている事柄を考えるのは難しかったのですが、他大学の人たちと協力してグループディスカッションを行うことができ、良い経験になったと思います。

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今回この講座に参加したことによって、今後は国際協力にソフトな面で携わっていきたいと考えています。人材や国を支えることをソフトな面と言われています。ソフトな面で携わっていくためには、国際協力についてもっと勉強をすることと、語学力を向上させていくことが必要です。それらは今やらないといけないことです。また勉強の他に、ボランティアに参加したり、このような講座にもっと参加することによって、自分にとっての国際協力について考えることができるし、他大学の人たちとも交流ができるので、人脈が広がると考えています。これからもこのような講座やボランティアに積極的に参加をしていきたいと考えています。
(国際交流学科3年 牟田さん)

私は、JICAについて予備知識はなかったのですが、ボランティア活動と聞いて少し興味を持ち、この説明会に参加しました。青年海外協力隊では、途上国にボランティア行く前に訓練を受け、実際に現地で挑戦したいことを自分の力で準備して、現地で体験できます。また行くことによって途上国の方々に何か貢献できるのではと思いました。助け合いの心は誰もが必要なものだと思います。だからこそ、私はいつか挑戦してみたいと思うようになりました。
(国際交流学科1年 田角さん)