2016.10.15
映画『クロスロード』上映会と青年海外協力隊事業特別説明会を実施しました

去る12月8日(木)、映画『クロスロード』上映会を実施しました。この映画は独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施するボランティア事業である青年海外協力隊をテーマとしており、事業創設50年を記念して制作されたものです。
会場には国際ボランティアについて関心を持つ学生をはじめ、青年海外協力隊に応募を検討している学生も参加しており、フィリピンを舞台としたドラマを通して「自分にとってボランティアとはなにか」という問いかけを噛み締めていたようでした。

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また12月13日(火)には、青年海外協力隊OB会会長の浜田眞一氏をお招きし、青年海外協力隊事業特別説明会を実施しました。JICA千葉デスクの和泉澤国際協力推進委員もお見えになり、大変和やかな雰囲気のなか、国際協力について、また青年海外協力隊について大変詳しくお話いただきました。浜田氏はケニアをはじめマレーシア、ミクロネシアと数多く海外経験を積まれており、その豊富なご経験談にも学生からたくさんの質問が寄せられておりました。また和泉澤氏はマラウイで青少年活動に従事されていたご経験をお持ちで、特に英語の教員を目指す学生から質問が多数寄せられていました。また青年海外協力隊への応募を近い将来検討している学生にとって、準備をはじめるよいスタートとなったようです。

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NGO・NPO支援センターでは、今後も国際ボランティアについての講座やワークショップを継続させていく予定です。

表面的にしか知らなかった青少年海外協力隊の話について、実際に行ったことのある経験者であり、JICAの一員として働いていらっしゃる人から詳しく聞けて良い影響を受けました。自分の話をすると、昨年カンボジアに1人で行った時に、道端でボロボロの服を着て自分に手を伸ばしてきた子どもを避けた事があります。その直後、それがその国の現状だからといって、その時それしかできない自分を嫌悪しました。その子どもに1ドル5ドルあげたとしても、その子の人生を変えられる訳じゃないといろいろ考えていましたが、当たり前のように避けてなにもできなかった事を惨めに感じました。しかし、今回の話を聞いて、お金ではなく技術や知識であれば人生が変えられる、なにもできなかった自分を変えることができると感じました。(国際交流学科3年 宇田さん)

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