photo © 中野義樹
モギ ケンイチロウ
茂木 健一郎
脳科学者
1962年東京都生まれ
感覚の持つ質感(クオリア)をキーワードに、脳と心の関係を探究し、それを私たちにわかりやすく紹介してくれる茂木氏。ここでは、美術作品に表現された顔や身体に注目し、そこに浮かび上がる人間の本質を探ります。ポール・セザンヌやフランシス・ベーコン、岸田劉生から奈良美智や松井冬子にいたるまで、時代や地域、ジャンルを超えて多彩な作品に描かれた人の姿を通して、そこに立ち現れる人間の苦しみや安らぎについて、あらためて考えるきっかけとなることでしょう。
松井冬子
《世界中の子と友達になれる》
2002年 絹本着色 裏箔 雲肌麻紙
181.8×227.8cm
個人蔵(横浜美術館寄託)