インターンシップ(No.8)仕事は一人だけでするのではないことを知る

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「インターンシップ」で環境ビジネスを体験

環境社会学部の「インターンシップ」では、環境ビジネスの現場を学生自らが身をもって体験し、今後の就職活動等への取組みに向けての応用力を培います。

「インターンシップ体験記」の第8回目は、株式会社和郷が経営する農業体験施設「THE FARM」で研修した学生のレポートをお送りします。

仕事は一人だけでするのではないことを知る

環境社会学部3年 三戸 雄太

研修先

私は、株式会社和郷が経営する農業体験施設 “THE FARM”(千葉県香取市)で、計10日間の研修を行ないました。
研修期間は、前半が8月3日から8日、後半が15日から18日まででした。
私たちが担当した仕事は、主に、畑の雑草取り、野菜の管理・世話、集草といった内容です。5日と18日には、不動産デベロッパー会社主催のイベントがあったため、その準備もお手伝いしました。イベント当日は、ザ・ファームのスタッフの一員として屋台を担当し、お見えになったお客様に、飲み物や野菜の配布を行いました。

新たな発見や認識、刺激を受けたこと

今回のインターンシップで一番感じたことは、自分では基本だと思っていたことが、どれだけ中途半端なものだったかということでした。例えば、作業を終えると使った道具を片づけなければならないのですが、単に、元の場所に戻すのでなく、次に使う人のことまで考えて、取りやすくする工夫をしたり、次の人が道具を取る際の安全性を考えて戻すということなどです。こうした仕事のやり方について聞いたとき、説明をしていただいた社員の方のプロ意識に尊敬・憧れを抱きました。
また、自分のことだけを考えても大きな問題がおきない学生にとっては、社会に出るとか、会社で働くということは、自分のことだけ考えていてはいけない、周りの人たち、これから関係した仕事をする人たちのことまで視野に入れて毎日の仕事をしなければならない、ということを実感しました。
現段階で自分で常識だと思っていたことが根底から覆されたことは、本当によい経験だったと心から思いました。社会に出て初めて知ったり経験するのでなく、大学時代に経験できたことは非常に貴重だったと思います。こうした教えや学びを、これから自分の中で大切にしたいと思っています。

今後の学びに向けて考えたこと、役立ったこと

今回、教えていただいた多くのことは、学生の自分にとっては本当に考えさせられることであり、少しでも身についたと思っています。
これからは、仕事のやり方について考えると同時に、自分だけでなく、周りのことも気にかけることの出来る広い視野を持てるようになりたいと思うようになりました。すでにきっかけは与えていただいたので、成長したり変身するのは自分の責任だと思います。これから、少しずつ変わっていきたいと考えています。そのきっかけを作っていただいたインターンシップでした。