環境社会学部4年 青木 友美
(東京都立橘高等学校出身)
私が内定を頂いた(株)竹中庭園緑化の事業内容をご紹介します。主な事業内容は企業向けに観葉植物植物のレンタルをし、メンテナンスを行っています。現代の建築には、多くの工業化学製品が使われ、そこから気化した VOC(揮発性有機化合物)が発散され続け、オフィスや家庭で使用されるコンピューターやテレビなどからもこうしたVOC(揮発性有機化合物)が排出されています。植物の中でも特に空気清浄効果の高い50種類の植物を「エコ・プラント」と言い、NASAによって研究された「エコ・プラント」を集め、同社ではNASA研究者と共同開発し、消臭 効果の高い活性炭を配合した特殊土壌「Eco-Do」を開発しています。その他にも、同社オリジナルのプランター製造や絵画的に壁面を植栽して、環境にも配慮したグリーン・ギャラリーの創出等、植物の展示の仕方にも工夫を凝らしています。
私は、大学入学後に東金キャンパス内の建物学内にある観葉植物はレンタルされた植物であることを知り、建物内のインテリアグリーンに興味を持ちました。環境ビジネスとしても、魅力を感じました。その後、学部でのガーデニング実習や屋上緑化、緑地まちづくり等の講義等を通じて、都市の中での花や緑の活かし方、デザインに関心をもち、学習を深めていきました。
就職活動に当たっては、アドバイザーの先生や就職センターの職員の方々に懇切丁寧なご指導とアドバイスを頂きました。この他、キャリア形成演習や学内で開催されたメイクアップ講座等の就職支援プログラムを通じて、履歴書の作成や面接試験対策の準備を進めました。私は、内定を得るまでにかなり時間がかかってしまいましたが、無事に内定を得ることができたのは、決して私一人の力だけではなく、周りの先生方や職員の方々、家族のサポートがあったからだと実感しています。
これから、社会人となり、好きな植物の新しい活用方法の開発等、身近な都市生活の中に植物を有効に取り入れていくことができる快適で健康的な環境を創造し、自然と人間の共生する環境を広げていけるように精一杯奮闘したいと思っています。