環境社会学部 4年 庄司 晴捺(秋田県立大館国際情報学院高校出身)
私はこの度、高砂熱学工業株式会社から内定を頂くことができました。高砂熱学工業は、空気調和設備を扱っている会社で、除湿・乾燥設備やクリーンルーム及び関連機器装置、コージェネレーション設備などの事業に取り組んでいます。環境保全活動にも積極的で、「Green Air活動」というお客様設備の省エネルギー化・環境負荷削減と最高品質の空気環境の創出を両立する活動を中心に省エネ大賞を受賞するなど、空気調和や環境に対する様々な賞を受賞しています。
私は環境社会学部で、地球環境問題や関連法制度、環境政策などの基礎を学びました。一年次に、学びの成果として東京商工会議所が認定する「eco検定」に合格することができました。学内でも学外でもプラスチックゴミを収集し、それらをビニール袋にリサイクルするというプロジェクト活動にも取り組んできました。環境を保全するということは、自然環境の保全にとどまらず、私たちの生活環境の保全・改善も重要であることを国内研修やプロジェクトでの体験を通じて学ぶことができました。そのためには、自然と人間の関係を良好に保ち、自然環境のみならず、私たちの身の回りにある生活環境を構成する大気や水などの物理的環境を健全に維持し、改善していくことが大切であると思います。
人間の生活や産業を優先してしまえば、自然環境への負荷を高め、種の減少や絶滅など生物多様性を損なうこととなりかねません。高砂熱学工業は空調設備を通じて、快適な生活環境の創造や環境質の改善を牽引している企業として、私のこれまでの環境の学びを活かしていく上で、第一志望の企業でした。
志望を決めてからは、就職課や学部の先生方に、履歴書の作成から面接練習までご指導を頂きました。今後は、本学部での環境の学びを基礎として、空調分野での環境負荷の少ない、「持続可能な社会」の形成に少しでも貢献できるように、さらに勉強し、自分の能力を高めていけるように努力したいと考えています。