私の就活ストーリー(No.10)自然の恵み(ハーブ)で豊かな生活環境を創造します

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自然の恵み(ハーブ)で豊かな生活環境を創造します!!

環境社会学部4年 矢邉 麻里花
(桐陽高等学校出身)

 

私はこの度、株式会社カリス成城(以下「カリス成城」)から内定を頂くことができました。カリス成城は、ドライハーブやアロマテラピーに使用するエッセンシャルオイルなどを扱っている企業で、1983年にハーブショップカリス成城として東京の成城市内にオープンし、独自のルートでドライハーブの入手方法などを確立してきました。「カリス」とは、ギリシャ語で“恵み”とか“美しい”という意味し、会社の社名には「自然や大地からの恵みであるハーブによって美しく、恵みのある生活を送る」という願いが込められている(注)とのことです。

ハーブという素材を様々な生活シーンに、より利用しやすい形に商品化し、現在では、食品・化粧品・ポプリなどのバラエティー豊かなオリジナル商品を開発し、全国展開しています。

私は大学入学前から植物成分を活用したアロマテラピーや癒しに興味があり、専門的な知識や資格を取得したいと思い、アロマテラピーについて専門的な学びのできる城西国際大学環境社会学部に進学する道を選びました。大学に入学してからも、将来はアロマに関連した仕事に就きたいと考えていました。大学では、環境に関する多角的な学びを重ねながら、アロマテラピーとそれに関連する講義を受け、学びの成果として大学2年修了時には、日本アロマコーディネーター協会が認定する「アロマコーディネーター」の資格を取得することができました。また、大学3年生の夏休み期間中にはインターンシップとして、カリス成城で9日間の実地研修を体験させていただきました。9日間という短い期間の中で、本店ショップでの販売業務や本社(営業部)でのパソコン業務、物流センターでの業務を体験しました。本店ショップでの研修では、商品の整理や商品の置いてある棚の清掃を担当し。また、来店したお客様にハーブティーの試飲をしていただいたりと、お客様に接する機会もありました。本社では、受注処理のための仕事を実際に体験し、この作業をもとにその後の商品発送などが行われるため、正確さと迅速さが求められる重要な仕事であることがわかりました。物流センターでの研修では、オイルをビンに入れる作業や、年に2回行われる一般向けの検定試験用の検定キットのオイルのビンにシールを貼る作業等を担当し、店舗で販売されているアロマオイルの製造工程を実際に体験することができました。これらさまざまな業務を体験することで、私にとって大変実りの多い、充実した9日間となりました。

4年生になり、就職活動をする中で、さまざまな企業の説明会にも参加しましたが、自分の中では3年生の時にインターンシップを経験したカリス成城でハーブやアロマに関連した仕事をしたいという思いが強くなり、私の方から先方に連絡をし、自分の思いを伝えた結果、面接の機会を与えて頂き、幸いなことに採用の内定を頂くことができました。内定の通知を頂けた時は素直に嬉しいという気持ちと同時に、ここがゴールではなく、これから就職先であるカリス成城でどれだけ自分の力を発揮できるかが重要だと思うと自然と気持ちが引き締まりました。今回、内定を頂けたのは、学部のアドバイザーの先生や就職課の職員の方々の支えがあったからこそだと実感しています。

今後は、内定を頂けた初心を忘れることなく、環境社会学部での環境の講義や課外活動等で学んだ多くのこと、取得した資格を最大限に活かしていけるように、自分の能力を高め、ハーブやアロマを通じて豊かな生活環境の創造に力を尽くしていきたいと思います。

  1. http://www.charis-herb.com/about_charis.html