私の就活ストーリー(No.12)「園芸療法」を活かして、健康な長寿高齢社会に貢献します

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「園芸療法」を活かして、健康な長寿高齢社会に貢献します!!

環境社会学部4年 北田千尋
(千葉県立九十九里高校出身)

私はこのたび、社会福祉法人徳栄会の特別養護老人ホーム成田苑に就職が内定しました。私が福祉分野での就職を希望した大きな理由は、環境社会学部で「園芸療法」を学んだことによります。私は、もともと園芸療法に関心があり、本学部に入学しました。

園芸療法は、植物や植物に関連する園芸やガーデニングなどの活動を通して、心身の健康の維持回復を図る療法(therapy)です。本学部では、ガーデニング実習の他、園芸療法論、園芸療法実習、社会園芸などの講義や実習が充実しており、私は特にこの分野についての学びに力を入れました。

学部が推奨している「園芸療法士」の資格取得に必要な科目履修により、3年次の終わりには、必要単位数を取得して、「園芸療法士」の資格を取得することができました。単位を履修し終えました。私は、この資格を役立てることのできる職に就きたいと考え、福祉の分野での就職を希望しました。単に資格を役立てたいからという理由からだけでなく、私自身、福祉の分野で働くということで「人のために役立ちたい」という思いを強くしが、自分の性格にも合っているのではないかと思ったからです。

就職に際しては、4年間を通じて「キャリア形成演習」による文章力や基礎学力の向上、自己分析や企業研究等を通じて社会人として必要な基礎力を培うことができました。また、アドバイザーの先生方からはきめ細かなに学習指導や生活指導を受け、地道に努力することの大切さを学ぶことができました。

実際の就職活動では、本学の就職センターに大変お世話になりました。就職センターを通じて、特別養護老人ホームの成田苑を紹介してもらいました。就職課の人が連絡を取ってくれて、施設の見学と面接を一緒に受けさせてもらえることになりました。施設の中はとてもきれいで明るく、入居者の方が過ごしやすいように配慮されていました。面接後、一週間後くらいして自宅に内定通知が届きました。内定の通知を確認した時には、私はもちろん、家族も喜んでくれ、とてもほっとしたのを覚えています。

今後は、環境社会学部で学んだ環境の学びを福祉の現場で実践を積み重ねることで、誰もが活き活きと生活できる長寿高齢社会に貢献できるように力を尽くしていきたいと思います。