国際文化専攻(修士課程)
特色
2つの柱 ―日本研究·比較文化研究―
国際文化専攻は、日本研究、比較文化研究を柱としています。それぞれを「日本文化分野」「比較文化分野と称し、文学、歴史、言語、社会などに関するさまざまな授業を開講しています。
「日本文化分野」では、時間軸で分けた科目と、歴史·文学·言語といった分野別の科目により、日本文化を立体的にとらえます。
「比較文化分野」では、アジアやヨーロッパの文化を比較、相対化することによって新たな側面を発見し、それぞれの独自性や普遍性を発見することを目的としています。
また、「インターンシップ」を導入し、教員など専門職に就くためのスキルアップ、社会人としての実践能力の育成を支援し、就職を視野にいれた指導にも力を入れています。
修士課程修了までのプロセス(2年間で修了する場合)
1年次
→「日本文化分野」(日本の歴史、文学、言語など)
→「比較文化分野」(文化、文学、考古学、民族学など)
- 修了までに32単位以上を取得します。所属する分野の科目授業を中心に履修します。
- 必修の国際文化基礎論a(研究/調査法)」「国際文化基礎論b(発表/論文作成)」で研究のための基礎を学びます。
- 所属分野の講義科目から選択で4単位以上を履修、演習(必修)は2年間継続して1科目8単位を履修します。
- さらに、他分野·他専攻の講義·他研究科講義科目も履修しなければなりません。
- そのほか語学を中心とした「分野共通科目」から選択して履修します。
2年次
- 指導教員から修士論文の指導を受けて、修士論文の執筆を進めます。必要に応じて、修士論文の副査から指導を受けることも可能です。
- 修士論文中間報告会で各自、プレゼンテーションを行ないます。このときに、指導教員以外の教員や大学院生と発表テーマについて議論することができます。
- 修士論文を1月(9月入学生は6月)に提出します。その後、複数の教員によって論文審査と口述試験が行なわれます。