検索
メニュー
メニュー

OGから後輩たちへ(1):国際交流学科を活かして世界で学ぼう

  • 資格・進路

令和2年1月15日(水)、国際交流学科2017年度卒業生の山口 萌さんが来校し、1年生対象の「基礎ゼミb(スタディスキル習得、キャリア形成のための必修科目)」にて、大学時代から現在までの経緯について語ってくれました。

文責・三島 武之介 助教

 

国際大学のメリットを活用―キャンパスの中で英語を話せる

 9歳から海外への憧れをもっていた山口さんは、交換留学制度を利用してハワイ大学ヒロ校で学びたいと思い、国際交流学科に入学しました。留学するには英語力を高めなければならない、特にSpeakingとListeningを鍛えよう、と思った山口さんは、英会話の機会をなるだけ多く持つため、先生方のオフィスを尋ね歩いたり、留学生とEnglish Caféなどで話したり、休日に一緒に東京観光をしたりしたそうです。

 

多種多様な海外プログラムを活用―国際交流研修で海外に短期滞在

 山口さんは、国際交流学科をはじめJIUが提供する海外プログラムを驚くほど活用して、海外体験を積み重ねてきました。1年次には海外留学奨励制度を利用して、香港城址大学にて1週間の研修に参加しました。初めての海外渡航だったそうですが、思いのほか言葉が通じず、歯がゆい思いをしたそうです。でもそれが外国語をもっと学びたいという意欲に火をつけたとのことです。

 2年次には、二つの国際交流研修に参加しています。第一に、カリフォルニア大学リバーサイド校にて2週間の研修に参加しました。日本語教員養成課程(副専攻)にて日本語教育を学んでいた山口さんは、現地の聾学校を訪問し、そこの生徒さんたちに日本文化を教える体験を通じて、海外には日本語を教えることでこんなに喜んでくれる人がいることを知ったと語ってくれました。第二に、2週間の国際交流研修(ハンガリー)に参加し、初めてのヨーロッパの地を踏みました。セントイシュトバン大学で、ブラジルなど第三国からの留学生とも交流を深めたそうです。

 

多種多様な海外プログラムを活用―交換・JEAP留学で海外に長期滞在

 2年次には、念願のハワイ大学ヒロ校に10カ月間の交換留学をしました。ハワイ島のキャンパスには、大洋州からの留学生が大勢英語を学びに来ていました。その中で山口さんは、あるパプア・ニューギニアからの女子留学生と知り合います。彼女から、故郷に帰って国を豊かにするために貢献したいとの熱い思いを聞いたことが、その後の山口さんの人生を変えました。後述する国際協力への関心が芽生えたのです。

 大洋州からの留学生たちと日々過ごす中で、山口さんは、彼女らが他人の幸せに関心をもち、日々に感謝している姿に感銘を受けるとともに、自身が日本という豊かな国で高等教育を受けられることへの感謝の念をおぼえるようになった、と言います。そして、国際協力への道を歩み、発展途上国の人々のために尽くそうと決意し、帰国後は、川野 有佳 先生の国際交流演習(3・4年次のゼミ)に入りました。

 

教授陣の助言で海外プログラムに参加―海外の日本語教育、国際NGO活動を体験

交換留学から戻った山口さんは、林 千賀先生のすすめで、国際交流基金アジアセンターが実施している"日本語パートナーズ" 派遣事業に応募し、台湾に2週間、ノルウェーのオスロ大学に1か月間、それぞれ派遣され、海外での日本語教授の現場を体験しました。

その他、川野 有佳 先生が主宰するサークル・国際開発研究会の活動の一環として、オックスファム・ジャパン主催の「オックスファム・トレイルウォーカー東北」にも出席しました。数多くの外国人の方々とともにチームになって走りながら、人道支援、開発支援および貧困撲滅のための寄付活動を行ったそうです。  世界90カ国以上で活動する国際NGOオックスファムの日本支部

 

再び海外プログラムを活用―初めての途上国体験

 山口さんはふと、ご自身が途上国に行った体験がないことに気づかれたそうです。そこで彼女は再びJIUの海外プログラムを活用することにしました。川野 有佳 先生が引率する国際交流研修(ベトナム)に参加し、現地でボランティア活動に従事しました。小学校を訪問し、子どもたちに日本文化を教える中で、山口さんは一つのことに気づきました。まだ小さな子どものはずのに、この子たちには甘えたところや夢見がちなところがまるでない、子どもらしさがあまり感じられないことに。この体験を通じて、彼女は青年海外協力隊員となって、発展途上国の子どもたちの力になりたいと思い立ちました

OGから後輩たちへ(2):国際交流学科での学びを世界で活かそう」につづく