フランス留学から帰りました

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ベルギー国境に近い街で言語学習と異文化体験

私は8月下旬から12月下旬までの4か月間、フランス北部の中心都市リールにあるリール・カトリック大学に交換留学をしました。留学先をフランスに決めた理由は2つあり、1つは第2外国語のフランス語を使えるくらいにしたいと思ったからです。もう1つは、観光業に興味があるので、世界中から多くの観光客が集まるフランスに行き、自分の肌でフランスを感じてみたいと思ったからです。

 
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リール・カトリック大学の本部棟。1875年創立の歴史を感じさせる建物です。
 

フランス語は授業で学んだ本当に基本的な知識しかなく、また、どこでも英語が通じるわけではないとあって、リールに到着して間もないころは言語の壁に苦しみました。ネイティブの方は話すスピードも速いし、自分のフランス語の勉強不足を実感しました。

 

学部の授業は9月からでしたが、8月下旬の約2週間はサマースクールでみっちりフランス語の学習をしました。そこで基本をしっかり固めたり、街でよく見る単語や使える表現などを学んだり、一気に知識が増え、難しいけれどやればできるという自信にもつながりました。学部の授業が始まると、同じ授業を履修している留学生と仲良くなって一緒に出掛けたりしました。寮にも人が増えて、イベントなどを通して友達が増え、寂しさも忘れるくらい楽しい生活となりました。英語ももっと力をつけたいと思い、授業は留学生向けのフランス語の授業と英語で受けられるものを選択していましたが、テストなども日本とは異なる形式で、外国語で勉強することの大変さを感じました。

 
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名物のムール・フリット(ムール貝のワイン蒸しとフライドポテトのセット)。
ベルギーに近いので、食文化もベルギーと似ています。
 

休日は旅行に出かけることが多かったです。リールは交通の便が良く、ありがたいことにバスを使って低コストで旅行することができました。様々な場所の名所や文化、食に触れ、とても良い経験ができたと同時に、勉強の良き息抜きにもなりました。苦しいこともありましたが、その分楽しいこともたくさんあり、自分の留学の目的としていた言語学習と異文化に触れるという面でとても貴重な時間だったと思います。(2年 古川 理梨)

 
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休日を利用してパリにも行ってきました