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留学便り(3月・カナダ)

  • 海外研修

国際交流学科3年 西脇 里緒

 カナダのブリティッシュ・コロンビア州ヴィクトリアにあるカモーソン・カレッジ(Camosun College)に留学中の西脇 里緒さんから留学だよりが届きました。

 

大学での勉強

 今月も、テストが週に3回くらいあり、少し忙しい日々が続きました。テスト自体はさほど難しいものではありませんが、英語を学ぶ上で疑問というものを作りたくないので、授業中に些細なことでも質問をするように心掛けました。
 英語を母国語としない人たちに分かりやすい英語で説明するということは、とても難しいことなのではないかと思います。授業の説明はもちろんすべて英語ですが、とにかく分かりやすい説明をしてくれて、理解できないストレスは全くありません。
 とても親身になって一生懸命教えてくれるので、自分自身も真摯な気持ちで授業を受ける、そういう雰囲気です。この環境があと1ヶ月で終わってしまうのだと考えるととても悲しいです。
 このような、授業を楽しく工夫をこらしてくれる講師に出逢えることも、わざわざ語学留学して授業を受ける価値があることのひとつだと私は思いました。「生きた英語」に触れ、楽しく英語を勉強できることを実感した1ヶ月でした。 

 

休日の過ごし方、印象に残った出来事

 今月の休日は主に友達を出かけたり、イベントなどに参加したりしました。また、ジムに通っている中でできた友達と学校終わりにカフェや、ハイキングに行ったりしてとても充実していました。
 特に印象に残ったことは、友達が招待してくれたストリートフードでお店を開くイベントです。実際に文化的な料理を作り提供しました。2週間前ほどから、計画を立て食材の調達や値段などの話し合いなど様々な準備をしました。私たちが作った料理はインド料理と、シリアの文化的な料理を作りました。私は今までにあまりインド方面の料理をあまり食べた事がなかったのですが、友達が丁寧にレシピを教えてくれて本当に美味しい料理を作る事ができました。
 13:00~19:00 までがイベントの時間だったのですが、私たちは朝の7時から準備をしてとても大変でしたが、実際に英語を使って相手に商品を売ることは良い経験になりました。

 その後にみんなで食べる夜ご飯は格段に美味しかったです。また、お互いの文化の話や母国の話をしました。私の一人の友達はシリア出身ですか、彼女は家族と離れて夫婦でカナダに暮らしています。
 大体の留学に行く日本人は、英語や文化の違いなどへの興味を動機としていると思うのですが、その友達は、家族のために海外に来て勉強しています。現在シリアでは戦争があり、道を歩くのですら死に関わる事があるのが現状です。彼女が海外に来た理由は、彼女の両親がシリアは危ない場所だから、夫婦で海外に移住して仕事をしなさい、と彼女に伝えからだそうです。彼女は泣きながら、出来ることならシリアで家族と暮らして、安全な街に住みたいと話してくれました。だから今英語を勉強し、シリアにいる家族をカナダに連れてこられるように頑張らなくてはならないと言いました。家族全員を置いてきて、彼女だけ安全な国にいると居ることがとても自分を苦しくさせるのだと話してくれました。
 この話を聞いた時、本当に私の心も痛くなったのと同時に、自分の境遇にありがたみを感じました。日本は本当に恵まれている国で何をするのにも自由があり、自分が好きなことを出来る国だということに改めて気づかされました。留学期間もあと1ヶ月となりましたが、最後まで気を引き締め、どんな事にも好奇心をもち勉強に励みたいと思います。