Walt Disney World Resort Internshipに参加中の学生に、太平洋と北米大陸を越えて、インタビューしました。
国際交流学科 2年 山口 良樹
(聞き手 三島 武之介 助教)
私の1つ目の職場は、魔法の王国をテーマにしたマジックキングダムの中にあります。メキシコ料理をメインにしたPecos Bills Cafeというレストランで働いています。アメリカの西部開拓時代をイメージしたファストフード型のレストランで、連日多くの家族連れで賑わっています。
主な業務として、カウンター業務、キッチンでの補助業務、ダイニングルームでの清掃業務などがあります。
特にカウンター業務は、ゲストの注文を正確に把握し、料理、飲み物、サイドメニューやデザートをトレーに乗せて、素早く提供しなければならないので忙しいです。しかし、英語力の向上に最もよい仕事だとも感じています。なぜなら、ゲストのみならず、キッチンで働くキャストとも上手くコミュニケーションを取って連携することが必須だからです。
英語を使って働いてみると、英語はただのコミュニケーションの道具に過ぎないということに気付かされます。日本では英語を使わなくても生活できますよね。そのせいもあってか、出発前は、英語について考えるときに「授業」「課題」「TOEICのスコア」「成績」など意識しがちでした。
しかし英語という道具を使えば、アメリカ人だけではなく、様々な国の方々の要望をお聞きすることができますし、それにお応えすることもできます。その経験の蓄積が、自らの可能性を広げるとともに、自信にもつながるところが、このインターンシップの醍醐味だと考えています。