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映像芸術コース学生団体「TEAM SATA」が短編映画製作 早稲田大学映画研究会と共同で

  • 映像芸術コース

 本学メディア学部映像芸術コースの学生団体「TEAM SATA(サータ)」に所属するメンバー4名と、早稲田大学映画研究会の5名が、短編映画の製作に共同で取り組んでいます。

 映画の企画が持ち上がったのは今年6月。もともと幼馴染だったSATAメンバー、木村彩華さん(3年)と早大映研の宮坂一輝さん(理工学部3年)が「コロナ禍だからこそ、何か表現したい」と意気投合したのがきっかけでした。SATAのメンバーで映画を作るのも他大学の学生との共同企画も初めてで、手探り状態で準備に取り掛かりました。
 
 両大学のメンバー9名はオンラインで週1、2回の打ち合わせを重ね、脚本・演出は早大映研、プロデュース・撮影・製作・キャスティングはSATAと、役割を分担することに。脚本はオリジナル作品で挑むことにし、5、6本の候補作の中から「社会的な背景があり、観客に訴えかける内容だ」と満場一致で、宮坂さんの作品「多世界」が選ばれました。東京で暮らす中国人留学生を主人公としたこの作品は、逆境に立たされながらも研究に奮闘する気概が描かれており、コロナ過に見舞われている現在の社会状況と重ね合わせながら、表現することにしました。
 
 主人公は中国語を話せることが条件となるため、一般公募し、決定しました。他のキャストは馬場裕貴さん(3年)が舞台プロデュースに関わったときにお世話になった事務所に所属の役者に出演を依頼しました。新型コロナウイルスの影響でロケ地も限られ、対面で打ち合わせができないなど、困難が続くなか、費用も自分たちで工面し「コロナをチャンスに変えていこう」と奮闘。12月12日にクランクインを果たしました。撮影後は15分ほどに編集し、完成は1月末の予定です。
 
 SATAのメンバー「映画祭やコンペティションなどに積極的にエントリーし、多くの方に観てもらいたい」と期待を膨らませて、日々撮影に挑んでいます。


《「多世界」あらすじ》
東京の大学にやって来た中国人女子留学生の徐は、中国政府による留学生を利用した科学スパイ行為が国際問題化する中、肩身の狭い思いをしながら「究極の物理法則」を求めて研究を続けている。ある日、「宇宙は1つではなく、幾つも存在する」という仮説から生まれた「多世界方程式」の研究を進める為、大学でスーパーコンピュータの利用申請をするも、説明なく却下される。このことがきっかけで日本人男子学生の橋田と出会い、2人は共同で「多世界方程式」の研究を始める。学内では日に日に中国人留学生の追放を求める声が大きくなり、研究にも影響が及び始める――。


《TEAM SATA》https://teamsata.com/index.html
城西国際大学メディア学部映像芸術コースの学生が自主ゼミ活動として、2018年11月に創立。現在は3年生4名で活動中。「pride passion well being 誇りと情熱を持って伝える」をコンセプトに▽卒業発表会のポスター制作▽メディア業界の第一線で活躍する俳優やディレクターへのインタビュー▽学内の「学生研究活動助成金」制度を利用した「メディア学部ブランドイメージ向上におけるイメージ調査」及びプロモーションビデオ制作――など、学内外で精力的に活動を展開。

・木村彩華(映像芸術コース3年)
幼少期映画好きだったことをきっかけに、さまざまなエンタメを学びたいと入学。文筆担当。

・馬場裕貴(映像芸術コース3年)
子役として活躍した経験を持つ。現在は演出家・舞台のプロデューサーとして主に活動を行う。2021年4月、新宿シアターブラッツにて舞台上演予定。

・松丸洋大(映像芸術コース3年)
プログラミングを独学で身につけ、SATAのWebサイトを作成。カメラマンとしても活動し、多くの俳優の撮影を行っている。

・石川貴大(映像芸術コース3年)
世界的に活躍するビートボクサーを取り上げるYou Tubeチャンネルを運営。14歳で撮影・編集を独学で始めた。


《早稲田大学映画研究会》https://sodaieiken.wixsite.com/official
1918年創立の大学公認インカレ映画サークル、現在は部員数約100名。今回の共同製作には5名のメンバーが参加。

ロケ現場で、台本や小道具のプラカードを手に、撮影準備するメンバー

SATAの創設メンバ―の先輩(左から2人目)と肩を組んで、記念撮影