検索
メニュー
メニュー

高桑准教授が初の小説「ACTT PTOJECT」出版

  • 映像芸術コース

刊行された「ACTT PROJECT」を手にする高桑真恵准教授(右)と中尾玲一准教授

紀伊国屋書店新宿本店での発売日には、特設ワゴンも

「ACTT PROJECT」表紙
 

 メディア学部でアニメーションやデッサンなどを指導する高桑真恵准教授が、初の小説「ACTT PROJECT」(文源庫)を出版しました。遺伝子改造され、不死身の「戦闘兵器」となった主人公が、特殊部隊員「ACTT」として世界大戦に身を投じる姿を描いたSFヒロイックファンタジーで、節目節目に挟まれる挿絵も、高桑准教授自身が描いています。

 「選ばれた戦士 」である主人公・東松征士郎は、不治の病に侵されながらも「不死身の最強兵士」になるために遺伝子改変手術に臨む。自らの過去を失った彼は果たして、「大切なもの」の記憶を取り戻せるのか──。  親子愛も絡めた壮大なストーリーで、A5版300ページに及ぶ力作です。

 主人公・東松征士郎が誕生したのは1997年。漫画雑誌「スーパージャンプ」(集英社、現在は休刊)が募集した「第35回スーパージャンプマンガ大賞」で、特別奨励賞を受賞した高桑准教授の作品でデビューしました。高桑准教授はその後、新たにストーリーの原案を作成し、SFロボットアニメ「マクロスシリーズ」で知られる制作会社「サテライト」(東京都杉並区)によってアニメ化されました。この作品は 2012年、東京ビッグサイト(東京・有明)で開催された「東京国際アニメフェア」で上映されています。

 「漫画やアニメ作品として企画された原作を、小説という形で表現するとは考えてもいませんでした」と語る高桑准教授の執筆の背中を押したのは、出版を基盤としたメディアビジネスを研究する中尾玲一准教授。出版社に勤務した経験も踏まえ、高桑准教授に助言、助力し、3年がかりで完成させました。高桑准教授は「サイエンスフィクションだからこその醍醐味である科学的根拠をできるだけ相違ないよう、それを証拠立てる文献を読み漁りました」と執筆過程を振り返ります。

 作品は今後、アニメ、実写、2.5次元の舞台化などの原作として、メディア学部での授業で活用する予定です。中尾准教授は「小説は未来への投資でもある。授業で自由に使えるオリジナルコンテンツを、教員自らが作り出した意義は大きい」と、「ACTT PROJECT」の世界観の広がりに期待を寄せています。

「ACTT PROJECT」は紀伊国屋書店新宿本店(東京・新宿)などの主要書店のほか、同書店のオンラインショップ(https://www.kinokuniya.co.jp/)などで販売しています。本体2300円。

【「ACTT PROJECT」あらすじ】

不治の病に侵され、死に面した主人公・東松征士郎がある日誘拐され、遺伝子改造手術によって不死身の最強兵士として生まれ変わる。それと同時に記憶の全てを失ってしまう。

テロ組織「GAIO」によって企てられた富士山噴火による日本破壊を阻止し、誘拐された実の娘・ゆり愛を救う使命を与えられた東松は、特殊部隊「ACTT」と共に富士山での戦いに投入される。しかしながらそこには、東松同様、不死化細胞を持つ大量のキメラが待ち受けていた。キメラを倒せる唯一の武器は、東松の持つ聖剣「草彅」のみ。

 ついに最終決戦。世界中から集まった、古から伝わる聖剣を持つ勇猛な戦士同士の戦いが幕を開ける──。この物語は、国家存続をかけ、武力闘争に身命を賭する兵士たちの葛藤を綴った黙示録であると同時に、親子の愛もテーマとしている。

【「ACTT PROJECT」公式サイト】
https://actt-project.com/