川久保悦子の庭 花と猫と

《Crab Apple》部分、エッチング、アクアチント、1998年、作家蔵

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本学看護学部教授・川久保悦子先生は、日本大学芸術学部在学中に銅版画と出会い、看護の道に進むまでのおよそ20年間、銅版画家として活躍していました。庭の草花や飼い猫の姉妹など、身近なモチーフをエッチングの線とアクアチントの面とで軽やかに表現し、日本版画協会展、CWAJ現代版画展や個展などで作品を発表してきました。「版画をどう彫るかということより、絵をどういう風にしようか」ということに興味があると語ったように、濃密さを競うような銅版画らしさを求めない川久保先生の作品は、平面的で単純化された形の面白さ、かすれや濃淡のある伸びやかな線、心地よい余白に魅力があります。

この度の展覧会では、初期作から制作年順に作品を展示し、川久保悦子先生のもう一つの顔、銅版画家としての活動の全貌を紹介します。暖かな眼差しや自由な気分が感じられる作品をお楽しみください。

《Mo-Mo》

《庭》

《Cottons》

左上:《Mo-Mo》エッチング、アクアチント、手彩色、雁皮紙、1984年
左下:《庭》エッチング、アクアチント、雁皮紙、色和紙、1987年
右 :《Cottons》エッチング、アクアチント、色和紙、1986年
以上、作家蔵

関連イベント

■川久保悦子先生によるギャラリートーク

11月30日[土]14:00~14:30
聴講無料/申込不要

ご利用案内

開館時間:10:00~16:00
休館日:日曜日、月曜日
入館無料
アクセス:こちらをご覧ください。
*大学シャトルバスは土曜日運休

チラシ

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お問い合わせ:城西国際大学水田美術館
       〒283-8555 千葉県東金市求名1番地
       Tel.0475-53-2562

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