大江戸探訪 浮世絵でタイムスリップ

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江戸時代の人々の身近なメディアであった浮世絵版画は、現代でいえば、最新ファッションを知るグラビアであり、ひいきの芸能スターのブロマイドであり、旅情を誘う観光地の絵はがきでした。憧れの遊女、歌舞伎や相撲興行、寺宝の開帳などの娯楽情報だけでなく、大地震が起こると「鯰絵」が出回り、はしかが流行すると予防やまじないとして「はしか絵」が出版されるなど、世相を反映した浮世絵も流通しました。

この度の展覧会では、江戸の人々が浮世絵に何を求め、どのように使っていたかという視点で、テーマごとに作品を展示します。浮世絵を通し江戸時代へのタイムスリップをお楽しみください。

三代歌川豊国《踊形容楽屋之図・踊形容新開入之図》

歌川国貞《吉原時計 亥ノ刻 夜の四ツ》

東洲斎写楽《谷村虎蔵の鷲塚八平次》

歌川国郷《両国大相撲繁栄図》

鈴木春信《六玉川 千鳥の玉川》部分、明和4年(1767)頃
三代歌川豊国《踊形容楽屋之図・踊形容新開入之図》安政1年(1854)
歌川国貞《吉原時計 亥ノ刻 夜の四ツ》文政(1818~30)中期
東洲斎写楽《谷村虎蔵の鷲塚八平次》寛政6年(1794)
歌川国郷《両国大相撲繁栄之図》嘉永6年(1853)
以上、当館蔵

作品紹介動画

関連イベント

◆ 浮世絵版画の摺り体験コーナー

和紙にオリジナル版木で「金魚」を摺ります(3色摺)。
原本=歌川国芳《金魚づくし 百ものがたり》部分
5月17日[金]、24日[金]、6月1日[土] 13:00~14:00に開設
美術館前にて/所要時間5分程度/参加無料/申込不要

◆ スライドトーク(学芸員による展示解説) 

5月25日[土] 14:00~14:45
図書館1階オリエンテーションルームにて/聴講無料/申込不要

チラシ

チラシ *クリックで拡大

ご利用案内

開館時間:10:00~16:00
休館日:日曜日、月曜日
入館料:一般300円、高校生以下無料

アクセス:こちらをご覧ください。
*大学シャトルバスは土曜日運休

お問い合わせ:城西国際大学水田美術館
       〒283-8555 千葉県東金市求名1番地
       Tel.0475-53-2562

Webデザイン:メディア学部ニューメディアコース1年 松本望結