2017.01.16
【報告】セカンド・ハーベスト・ジャパンの活動で炊き出しボランティアに留学生と参加

1月14日(土)、本学学生5名(留学生4名と日本人学生1名)が、東京・セカンド・ハーベスト・ジャパンでの炊き出しボランティアに参加しました。企業などから集められた食材をつくり、メニューに沿って調理し上野公園にて必要としている人々に配りました。留学生たちは、すでに母国でも社会貢献活動に関心を持ち、活動に取り組んだ経験があります。引き続き、日本でも活動がしたいと大変意欲的でした。

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ボランティアに日本で参加することは初めてですから、最初はあまりよくわかりませんでした。お弁当につくった料理を入れながら、日本人のボランティアと話しながら作業をしました。私は社交的な性格ですから、おもしろかったです。お年寄りに食物をあげる時、本当に嬉しかったです。ちょっと疲れましたが、大勢の人と親しくなれました。上野公園にはアメリカ人やベトナム人ボランティアなどもいました。彼らはとてもあたたかかったです。時間があったら、また必ず参加します。
(留学生別科1年 フーさん)

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先日、わたしは友人とボランティア活動をおこないました。日本で初めて参加したボランティアでした。NGOのキッチンでごはんやパン、くだものを準備しました。切ったバナナは300本です。そして上野駅のとなりの公園で配る準備をしました。パンやごはんやくだものなどを準備しましたが、午後2時にお年寄りの方々などが並び始めました。みなさんにご飯を手渡しました。
(留学生別科1年 ゲンさん)

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日本へ来てから、初めてボランティアに参加しました。私は中学校の時から、ボランティアの活動が大好きです。色々なボランティアの活動に参加したことがあります。でも今回のボランティアが一番好きです。私たちは料理を作ってから上野公園でくばりました。路上生活者の方々は、ご飯を提供してもらうために並びました。冬の寒さの中で、みんなで作業できました。日本ですばらしい経験ができました。
(留学生別科1年 タイさん)

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初めてボランティアです。私たちはいろいろな料理をつくったり、上野公園の人に料理をあげたりしました。みんなで一緒に作業ができて、とても嬉しかったです。私はやりがいを感じました。初めてですから、まず、何をするのか、よくわかりませんでした。でもボランティア活動の最後に、私はいろいろことがわかりました。同じ活動をまたやりたいです。(留学生別科1年 ティエンさん)

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今回、2HJの炊き出しボランティアに参加し、食べ物の有り難みを改めて感じるだけでなく、いかに業者や民間企業などから出る廃棄予定の食料を効果的に再利用し、食べ物を欲している人々に平等に与えられるか、ということを考えることができました。2HJの代表の方から、食品会社だけでない一般企業を含めた1000社以上と2HJは提携していること、そして多くの会社やその関係者の方々が食べ物の廃棄処理の問題を同じように抱えているという事を教えてもらいました。また、東日本大震災後から特に支援が増えたと聞き、より食の大切さに関する理解の定着が図られ、セカンド・ハーベストの考えが浸透してきたと言えます。今回は4人のベトナムからの留学生と共に活動に参加してきました。私たちの他にも留学生の参加は多く、日頃以上に異文化交流を通して、現在の私たちができる最大限のボランティアができたと思います。今後もこの活動をしていく上で、留学生はもちろん、日本人の学生にもこの機会に得た考えや思い、理解を広められるように、このボランティア活動への呼び掛けなどを行っていきたいと思いました。
(国際交流学科3年 新井さん)

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