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2019年度1年次アメリカ研修4日目

  • アメリカ研修:1年次
Loma Linda University Medical Center

5月14日(火)

Eisenhower Medical Center / Loma Linda University Medical Center 見学

 本日は、2つのグループに分かれ、Eisenhower Medical Center、Loma Linda University Medical Centerにそれぞれに行き、病院内の様々な病棟を見学しました。看護師の方からアメリカの看護についてのお話も直接伺え、日本との違いにも気づきました。
 

<学生の記事 : A yellow>

 本日私たちのグループは、Eisenhower Medical Center へ見学に行きました。463床のベット、72の外来診療所、1200人の看護師が働いているとても大きな病院です。この病院ではチーム医療、看護師の教育に力を入れています。

 77%の患者が高齢者のため 転倒には十分な注意を払う必要があり、その注意の呼びかけを病院の関係者全員が行っています。他にも転倒の多い人には黄色い靴下を履かせるといった様々な対策を行っており全国平均と比べても転倒率は少ないそうです。

 また軍事病院に120人のチームで行くということもしています。外傷の手術が必要とされることが多く、1人の患者に様々な科の医師が付きます。このような質の高い医療のおかげで99%の患者が助かっています。

 看護師の教育の一環として、研修プログラムがあります。10月から1年間、23の研修授業、夏はそれと別に12のプログラムがありその人に合った内容を基礎から受けることができます。ICUには6ヶ月の研修プログラムがあります。指導者1人に対して研修生が2人付き、経験のある人が経験の少ない人と一緒に仕事をする事で経験の差を補うことができる、メンタリングをしています。この教育制度は 病院、研修生、指導者に多くのメリットがあります。また、高度な看護師を目指し進学する人たちに向けた病院奨学金制度も行なっているそうです。

 アメリカにはナース・プラクティショナーといった日本にはまだない上級の看護職があります。できることは州ごとに違いますが、カリフォルニアでは薬の処方から小さな手術まで医師と同じようなことをすることができます。また、クリニックを持つことも可能です。医師は患者の病気を元に治療をしますが、ナース・プラクティスナーはあくまでも看護師なので 患者の全体像を元に治療します。このような治療を求める患者は少なくないそうです。

 この病院では研究も行われており、患者やその家族の意思を尊重し進めることが大切です。研究を始めるに当たって 事前に研究に関わることを調べ、患者からの同意を得て、研究委員に申請する必要があります。患者に対し安全で危害を加えず、患者の権利を守らなければなりません。何度も病院に足を運び患者と話をするそうです。研究の結果は研究委員への報告はもちろん、専門誌で一般人にも報告する必要があります。

 今回の見学を通して、ICUでは1人1部屋で治療を進めたり、注射をするためだけの部屋があったり、アメリカと日本の医療や設備の違いについて詳しく知ることが出来ました。違うことは他にも多くありますが、質の高い看護師が求められることは変わらないようです。新しく得た知識を今後 看護を学ぶ上で生かしていきたいと思います。


 

Eisenhower Medical Center
 
講義の様子①
 
講義の様子②
 
病棟見学
 
病院からの贈り物