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2020年度 フレッシュマンセミナー

  • 学部イベント情報

2020年度 フレッシュマンセミナー:コロナとともにできること

出会い-語り合おう、夢と未来-

 

 2020年度のJIU看護学部の新入生(9期生)は、コロナ禍で入学式に出席することなく、また同期生と直接会うことなくオンライン授業が開始された、正に稀有な学年です。
 例年であれば、入学式後の4月上旬に、東金キャンパスおよび本学の創始者である水田三喜男先生の生誕地に赴いてフレッシュマンセミナーが開催されます。フレッシュマンである1年生と上位学年の2~4年生の有志学生、看護学部教員とともにセミナーを実施してきました。ところが、COVID-19による感染リスク管理上の問題があり、皆が一堂に会するセミナー自体は開催できなくなりました。同時に、何かできることはないのでしょうか。
 看護学部では、本来のフレッシュマンセミナーの目標を達成するべく、1・2年生が合同でゼミ活動を主とする必修科目「プロジェクト教育a/b」において1年生が一人も動機を失わず、取りこぼされないように工夫したので、その一部を紹介いたします。
 看護学部におけるフレッシュマンセミナーの第一の目標は、「JIUの建学の精神を理解し、本学の学生としての自覚を持つ」ことです。例年はフレッシュマンセミナーの際に創始者である水田三喜男先生の動画「蕗の薹」を視聴します。その後、これまで教員と上位学年のボランティア学生と協同で作成し受け継ぎ、加筆修正してきた“水田クイズ”および“学生マナークイズ”を出して、1年生はグループで話し合いながら楽しく正解を当てていきます。今回は、担当教員(後藤 武 教授)がオンラインの「プロジェクト教育a」のなかで動画視聴後にクイズを出し、答え合わせをした後、より詳しく解説されました。城西国際大学の歴史や建学の精神に触れ、大学人としてのマナーを含む学ぶ心得と、自己管理のあり方を共に考える機会を得て、学生は第一の目標達成に近づいたと思われます。
 第二の目標は、「新入生同士の交流、上級生・アドバイザー教員との相互交流等を通して相互理解を深める」ことです。例年は一堂に会してグループワークで将来の看護職像や夢について語り合い、一緒に生誕地や鴨川シーワールドに現地視察し、経験を共有していました。今回は、1・2年生合同の必修科目「プロジェクト教育a/b」のゼミ活動により、まずは自己紹介をしてお互いを知ります。オンラインで偏愛マップ(自身の趣味や好きな音楽・本・科目・スポーツ、食べ物など伝えたい内容を手描きした1枚の紙)を使って行いました。各々が新しい学友の作った偏愛マップと言葉に関心を持って視聴していました。また、ゼミ活動では、基礎医学や国際看護活動など各学生の関心のある多様なテーマごとにグループ編成し、そのテーマについて通年(春学期・秋学期)で話し合い、テーマに沿った発表会を開催し、学びを共有します。現在は春学期で話し合われたことを秋学期に発展させる段階ではありますが、1年生は上級生(2年生)とゼミ担当教員との相互交流が活発になされており、第二の目標達成に近づいていると考えます。
 第三の目標である「将来の夢や目標に向けた、今後の大学生活をどのように送れば良いか考え、イメージできる」については、前述のゼミ活動により自身の関心のあるテーマを通して将来の看護職像について考え、学びへの動機を少しでも高められたのではないでしょうか。また、アドバイザー制度により個別に、またはアドバイジーグループ毎に必要な連絡調整やオンライン・ミーティングを実施しているところです。具体的にどのように大学生活を過ごせば良いか共に考え、各学生の本来の目的を見失わないように各教員が関わり、学びを継続しているところです。
 春学期から続くオンライン授業等により、学生は部屋に閉じこもりがちであり、疲労感や孤立感の増大が危惧されます。そのため、アドバイザーをはじめ、講義・演習・実習の科目担当の教員によるきめ細やかな対応が今後も求められます。フレッシュマンの皆さん、秋学期も一緒に乗り越えていくべく、引き続きよろしくお願いします。

(看護学部 学生委員 大野佳子)