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【カモちゃれ】車いす実証実験スタート!

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車いす実証実験スタート! 観光学部3年 岩本 大幹

 鴨川チャレンジプロジェクトの新たな試みとして、車いすを用いて鴨川の町がどれほどバリアフリー化されているかを調べる実証実験をおこないました。この実証実験は鴨川市のバリアフリー化の程度や道路の利便性を調査し、その結果を行政や一般の市民の方に認知してもらうことが目的です。また、NPO法人鴨川未来倶楽部の協力によって、よりスムーズに活動をおこなうことができました。

 実証実験の方法としては、特定のルート選び、電動車いすと手動の車いすでそれぞれ通ることで、そのルート内のバリアフリー化の程度や危険性を調べるというものでした。調査ルートは、安房鴨川駅から鴨川市役所までのルート、魚見塚展望台へのアプローチ、鴨川市総合運動場の3カ所です。

 実証実験を通じ、健常者が歩く道幅と車いすが必要とする道幅は同じようで、実は大きく違うということを強く感じました。車いすが通行するのに気にしなければいけないことは多く、道幅以外にも段差、勾配、障害物などがあげられます。安房鴨川駅から鴨川市役所までの県道24号では、歩道の幅が狭く、車いすが車道に出てしまうことや小石や砂利道、路肩に生えた草が通行の邪魔をし、たどり着くまでにかなりの労力を要しました。魚見塚展望台へのアプローチでは、勾配のきつい坂が続くため、車いす利用者だけで展望台へ行くことは不可能です。私たちの実験では、介助者が車いすを押しながら女神像へのアプローチを登りましたが、転倒の恐れがあり非常に危険でした。鴨川市総合運動場では、バックネット裏、内野観覧席への車いす用アプローチはありませんでした。このグラウンドは、千葉ロッテマリーンズのキャンプ地としても利用されているので、車いす利用者にも観覧できるようなアプローチがあれば良いなとも思いました。

~感想~

 実証実験をしたことで、一般の道路や観光地においても、車いす利用者の目線に立つと多くの障害があることが実感できました。鴨川市は、ウェルネスリゾートとしての観光地を目指しているので、さらなるバリアフリーを考えたまちづくりを検討していくべきだと感じます。2017年度は、安房鴨川駅から鴨川市役所までの道のり、魚見塚展望台へのアプローチ、鴨川市総合運動場の三カ所を調査しましたが、バリアフリー化が進んでいるとは言えない状況でした。この活動を継続し、障害者にも優しいまちづくりを提言していきたいと考えています。


歩行者用道路での実証実験の様子


魚見塚展望台へのアプローチでの実証実験の様子


魚見塚展望台へのアプローチでの実証実験の様子


鴨川市営運動場での実証実験の様子


鴨川市営運動場での実証実験の様子

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