こんにちは。観光学部1年の久我明日香です。私たちは、ハンガリー特別短期留学で、ブダペスト近郊のグドゥルー市にあるセント・イシュトバーン大学に滞在しています。2019年2月25日から3月25日までの期間、ヨーロッパの観光、ハンガリー観光資源や文化などを英語で実践的に学びます。
ハンガリーのホテル視察は、もっとも楽しみにしていたプログラムの一つです。1年生全員でマレーシア研修に参加した際、現地のホテルで研修を受けました。その経験から、アジアのホテルとヨーロッパのホテルを比較してみたいと思っていたからです。
今回私たちは、ブダペストにあるExpo Congress HotelとLa Prima Fashion Hotelという二つのホテルの視察をしました。まず訪れたのが、四つ星ホテルのExpoです。建物は近代的な高層ビルで、内装もモダンなビジネス向けのホテルです。イスラム食、多言語、バリアフリー対応など、ダイバーシティにも配慮しています。日本人の観光客も多く、そのためかバスルームに浴槽もあります。
La Primaは歴史的な趣きを漂わせた外観で、内装もブティックホテルのようなおしゃれなものでした。ハイシーズンは観光客向け、それ以外の1、2月はビジネス客をターゲットにしているそうです。全室数80の中規模ホテルでした。
どちらのホテルとも、女性の就業率が6割を超えています。女性従業員の割合は、レストランや客室清掃の領域で高いそうですが、フロントなどの責任のあるポジションも増えてきているそうです。ハンガリーでは、労働基準法に基づいて最長3年間は育児休暇を取ることができるなど、ダイバーシティに配慮した労働環境になっています。
今回の視察では、日本、マレーシア、ハンガリーのホテルの共通点や違いをいろいろと発見できました。観光学部での今後の学びや、将来のキャリアに役立てていきたいです。
(1年生 久我 明日香 さん)
視察前の授業でハンガリーのホテルについて学びました
Expo Congress Hotelの客室視察
Expo Congress Hotelのジムを視察
Expo Congress Hotelのスイートルーム
La Prima Fashion Hotelの外観
La Prima Fashion Hotelの会議室
La Prima Fashion Hotelの客室