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一旅一見(4)マラッカを歩く

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一旅一見

 


 


(4)マラッカを歩く

 マレーシア世界遺産研修プログラムの一環として、マレーシア最古の都マラッカ(Melaka ムラカ)を初めて訪れました。印象的なのは、この街の名前が「マラッカの樹」から由来した物語があることです。15世紀にさかのぼりますが、マラッカ王朝の初代国王が連れて来た猟犬を蹴飛ばすほど勇敢な小鹿がいる場所として名付けられ、縁起の良いシンボルツリーが代々人々に愛され親しまれています。色鮮やかなピンク色、赤色が印象的なオランダ広場からセントポールの丘の上の教会へ向かう途中に、珍重されてきたマラッカの樹があります。

 2008年に、マラッカはペナン島のジョージタウンとともに、「マラッカ海峡の歴史都市群」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。マラッカは、東西交易の要衝、「海のシルクロード」と呼ばれるマラッカ海峡に面するという立地の良さから、古くから貿易港として栄えました。東と西の文化が融合する場所で、今ではマレー、中国、インド、イスラム、ヨーロッパの各文化が織りなす独特の雰囲気に身を置くことができます。一方で、長い植民地時代の面影も色濃くとどめており、マラッカの歴史の息吹を感じることができます。

 マレーシアの気候は、一年中が夏のようです。乾期でも雨期でも、突然に激しい雨が降ってきます。バケツをひっくり返したように、20~30分間ザーッと降った後に涼しくなります。外で降られるとたいへんですが、雨上がりにはいつも心地よさを感じます。このような気候は、地元の人々の生活の知恵や情感に、深く入り込んでいると思います。
 マラッカはさらに、「出会いの場所」を意味しています。ぜひ、みなさんも機会を作って、マラッカの魅力あふれる出会いを満喫してみませんか(観光学部教員 姜)。
 

マラッカ海峡に臨む街並み


マラッカの樹


POKOK MELAKA (マラッカの樹)


赤い屋根の建物が映える


街全体が世界遺産登録、パパニョニャ文化に触れ合う 


美しき町のインド人街