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2014.08.25
【報告】JICA筑波国際センター実施の「国際協力理解講座初級編」に学生2名が参加しました

JICA筑波国際センター主催の国際協力理解講座初級編が8月20日から26日まで筑波国際センターにて実施され、その講座に選抜された本学の学生2名(大井川さんと千葉さん)が受講しました。参加したことにより、国際協力への理解と関心がさらに高まったようです。以下は参加者の感想です。

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「JICA研修で学んだこと」 国際交流学科3年 大井川 卓

 8月20日から26日までの1週間、JICA筑波国際センターで実施された「国際協力理解講座初級編」に、同じ川野ゼミの千葉さんと参加しました。この研修に参加してみて、とても収穫が大きかったと実感できたのと同時に、自分が国際社会に関して浅はかな知識しか持っていないことに気づかされました。これまで日本は、援助国として途上国に対して資金協力や技術協力といった、大きく分けて2種類の援助を続けてきました。そういった背景から、この講座に参加するまで、援助という言葉をなにか上下関係のようなイメージで捉えていました。しかし、今何気なく暮らしているこの生活は、途上国からの協力なしでは成り立たないことを知りました。それでなくでも、天然資源の多くを持たない日本は、途上国に依存しなければ、携帯電話を使ったり、テレビを見たりという普通の生活さえできないということです。そんな依存大国とも呼ばれる日本の現状を1人でも多くの学生へ発信できるよう今後は努めていきたいと思いました。
 また、私は国際協力を実践するにあたり大切なことの1つとして、正しい情報を数多く収集することが必要だと考えています。そういった面では、今回JICAでの講座に参加し、その中で、日本の農村技術を学ぶために来日していたタンザニア人研修員や、年齢が近い他大学の学生とディスカッションできたことは、私にとってとても収穫が多い1週間となりました。特に他大学の学生とは、国際協力について毎日語り合い、その中でお互いを切磋琢磨して高め合えたことは、本当に貴重な経験であったと強く感じました。
 今回のような講座に今後ともどんどん参加し、少しずつでも他大学の学生とのネットワークを広げながら、大学生だからこそできるより効果的な国際協力を実践できることを考えていきたいと思います。

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