城西国際大学薬学部模擬患者会(Josai International University Society of Simulated Patient:JIUSP会)は、城西国際大学薬学部の附属団体として、教員と模擬患者である市民ボランティアで構成されています。薬学学生さんのコミュニケーション教育に協力しています。
私たちの身体や医薬品などの化学物質は、有機化合物でできています。その有機化合物の主な構成要素は“炭素(C)”です。炭素はいくつかの電子を持ち、それが手となり他の原子と結合します。この結合は、sp3混成軌道という概念のもとに行われます。 JIUSP会のロゴマークはこのsp3混成軌道をモチーフにしています。
この軌道を表した絵は、中心の炭素を患者と置き換えその周りのだ円をさまざまな医療従事者とし、全員が同じ立場の下で患者と手をつなぐ様に例えています。4つの対等な結合は「立場の平等」を意味します。