会の紹介

JIUSP会とは

平成17年10月に設立され、現在は城西国際大学薬学部SP会運営委員会の傘下で、薬学部教員とSPボランティアで構成された会として活動しています。城西国際大学薬学部の学生さんはもとより、他大学薬学部の学生さんや現役の医療従事者のコミュニケ-ショントレーニングの人的資源である模擬患者の育成と派遣を行っております。

模擬患者養成

SP養成

毎月第3火曜日と木曜日に模擬患者練習の会を開いています。火曜日と木曜日のどちらか1日に参加し、シナリオ作り、演技の練習、フィードバックの練習、授業の進め方の確認などを行っています。30名ほどのメンバーでいつも楽しく活動しています。

授業への派遣

授業への派遣
OSCE

城西国際大学薬学部のさまざまな授業で模擬患者参加型教育が行われています。その授業を運営する科目担当教員の要望を受け、授業の狙いや教員のニーズを踏まえ、十分にトレーニングを積んだ模擬患者を派遣しています。また客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination)、通称OSCE(オスキー)という薬学部4年生が受験する実技試験にも派遣しています。

授業やOSCEへの派遣は、他大学などからの養成にもお応えしています。

外部研修会への参加

外部研修会への参加

JIUSP会のメンバーである教員は、模擬患者トレーナーであり、そのトレーナーとしての技量を磨いていかなければなりません。また、模擬患者の側もモチベーションを高めるために、他団体の模擬患者との接点も必要です。そこで、学外で催される研修会などに積極的に参加し、教員も模擬患者もさまざまな刺激を受け、JIUSP会の活動に反映させています。

模擬患者の声

「学生さんのお役にたてて何よりです。SPとしてもっとレベルアップしなければと毎回感じています。」(Sさん、50代女性)

「演技をするのは楽しいです。何年やってもフィードバックは難しいですね。」(Kさん、60代女性)

「学生さんから若さをもらっています。SPをやることは自分の勉強にもなります。」(Aさん、70代男性)

「大学の先生たちの熱心さ、学生さんたちの真剣な姿をみて、自分たちもがんばろうと思います。」(Sさん、60代女性)