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城西国際大学水田美術館は千葉県東金市にある大学付属の美術館です。

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過去の展覧会

2007年度

生誕120年 田岡春径展 ―房総に生きた南画家
会期:前期 2007年5月15日[火]〜6月9日[土」後期 6月19日[火]〜7月14日[土]
入館無料

田岡春径(しゅんけい、1887〜1969)は、昭和初めに石井林響を慕って千葉県大網町宮谷(みやざく、現大網白里町)に移り住んで以来、その後半生を通して、房総の風景を愛し、擦るように重ねられた線と春径色ともいえる鮮やかな緑青で、現在では失われつつある豊かな自然を描きとどめた画家です。
明治20年、徳島県に生まれた春径は、東京で青年時代を過ごし、初め四条派の垣内雲りん(かいとうんりん)に学び、雲挙と号し画家として出発しました。その後、近代南画の重鎮、小室翠雲に入門し、写生を元にした南画風の風景画を描き、昭和4年、《白秋》で帝展初入選を果たします。その後も入選を重ね、昭和28年の日展では《残雪》で白寿賞を受賞、そのほか日本南画院展などで活躍しました。
一方で、酒と碁を好む風流人であった春径は、戦後には町議会議員を務めるなど地元の名士として慕われ、また千葉県美術会創設メンバーの一人として尽力し、県内初の画廊主である洋画家・国松伽耶、奈良屋百貨店社長の杉本郁太郎ら千葉美術界の牽引者たちと親交を結びます。昭和28年頃より千葉市稲毛町(現稲毛区)の松林に居を構え、門下生による春葉会には、市長や県議、医師など各界の錚々たるメンバーが名を連ねており、県内の芸術文化振興に寄与しました。
このたびの展覧会では、田岡春径の生誕120年を記念し、ご遺族をはじめ、宮谷、稲毛の友人・知人宅に伝えられた作品を中心に、昭和初めから没年にいたるまでの作品を展示し、風景画家として大成した春径の画業の軌跡をご紹介します。

関連企画
◎ ギャラリートーク(当館学芸員による展示解説)
5月26日[土]、6月30日[土]午後2時〜

>>展覧会図録

     



チラシ制作
大学院ビジネスデザイン研究科 白石裕昭