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城西国際大学水田美術館は千葉県東金市にある大学付属の美術館です。
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二代目中村七三郎と佐野川市松
にだいめなかむらしちさぶろうとさのがわいちまつ
石川豊信
いしかわとよのぶ
寛延2年~宝暦元年(1749~51)、竪大判紅摺絵、43.6×28.9㎝、版元=(鱗形屋孫兵衛)
侍姿の二代目中村七三郎と、提灯を持つ若衆姿の佐野川市松を描く。実際の舞台に取材したものかは不明だが、市松の持つ提灯に描かれた結綿(ゆいわた)紋は、瀬川菊次郎を暗示し、三者が中村座で競演する寛延2年(1749)11月より2年間に制作されたものと推測される。豊信作品に特有のふくよかな姿態と優美な線により、人気役者の好男子ぶりが描き出されている。版を重ねる「見当法」の開発により色を版で摺ることが可能となり、初期の紅と草色を主色とする限定的な色遣いの作品を紅摺絵という。その中でも、本作品は色彩の調和、発色ともにたいへん美しい作品である。
石川豊信(1711~85)は、浮絵で有名な奥村政信と錦絵の創始者鈴木春信をつなぐ、紅摺絵期を代表する美人画家。丸顔で豊満な美人を描いた。
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