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城西国際大学水田美術館は千葉県東金市にある大学付属の美術館です。
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見立釣狐
みたてつりぎつね
礒田湖龍斎
いそだこりゅうさい
安永(1772~81)初頃、柱絵判錦絵、70.6×12.5㎝、版元未詳
若衆が、衝立の陰より娘の様子を覗き見しながら紐を引かんとし、天秤を担ぐ娘は、仕掛けられた罠に今にもかかりそうである。罠、天秤、若衆が手にする網代笠という室内には不釣り合いな道具より、本作品は男女の恋の駆け引きを、能狂言「釣狐」に見立てたものとわかる。ここでは若衆を猟師に、娘を猟師の伯父の白蔵主(はくぞうす)に化け、最終的には捕らえられてしまう狐に見立てている。人物のややつり上がった小さな目、中性的な面立ちと反身の立ち姿には、明和期(1764~72)に一世を風靡した春信美人の影響が色濃く残っている。
磯田湖龍斎(1735~?)は、初期には春信風の美人を描き、後に量感に富む独自の画風を確立した安永期(1772~81)を代表する美人画家。とくに柱絵に巧みな構図の佳作が多い。
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