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城西国際大学水田美術館は千葉県東金市にある大学付属の美術館です。
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東海道五十三対 島田之駅 大井川
とうかいどうごじゅうさんつい しまだのえき おおいがわ
三代歌川豊国
さんだいうたがわとよくに
天保15年~弘化3年(1844~46)、大判錦絵、35.6×23.9㎝、版元=遠州屋又兵衛
東海道の宿場の名物やゆかりの伝説、人物などを、三代豊国、歌川国芳、歌川広重という当代を代表する絵師が描いた揃物の1図。島田宿では金谷宿との間を流れる大井川がとりあげられ、巨漢の力士・小柳常吉が大井川を輦台(れんだい)に乗って渡る様子が描かれる。大井川は江戸防衛上、橋を架けることも舟を渡すことも禁じられ、川越人足による手引や肩車、輦台で渡ることになり、川幅が広く流れが急で、東海道の渡河の最難所であった。煙管を手にくつろぐ小柳と、必死の形相で担ぐ人足たちとの対比が面白い。団扇に記された「河霧や百万石を浪乃上」は、『東海道名所図会』に掲載された編者・秋里籬島(湘夕)の俳句の一部を替えて引用したものである。上総国市原郡(現市原市)出身の小柳は、大関まで昇進した人気力士で、身長170㎝、体重150㎏のアンコ型の丸々とした姿が、多くの浮世絵に描かれた。
三代歌川豊国(1786~1864)は、初め国貞と号し美人画、役者絵で人気を得、のちに豊国を襲名。幕末の浮世絵界をリードし、浮世絵師のなかで作品数が最も多い。
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