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城西国際大学水田美術館は千葉県東金市にある大学付属の美術館です。
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芳流閣両雄動
ほうりゅうかくりょうゆううごく
月岡芳年
つきおかよしとし
明治18年(1885)、大判錦絵竪2枚続、35.5×23.7㎝(上)、35.7×23.7㎝(下)、版元=松井栄吉
滝沢馬琴による長編伝奇小説『南総里見八犬伝』を題材にした作品。八犬伝は八犬士が安房国里見家のために活躍する壮大な物語で、本作品は第三輯巻五、芳流閣上に逃げる犬塚信乃と追う犬飼現八、いまだ同志と知らない二人の対決の瞬間である。物語の中でも人気の場面で、武者絵の格好の画題となり、歌舞伎舞台に取材した役者絵にも描かれた。師の歌川国芳に縦長の画面を利用した同じ構図の武者絵があり、本図はそれを大画面に展開し、人物の遠近を効果的に使い、ドラマチックな演出の中に独特の静謐さが漂う作品に仕上げている。
月岡(大蘇)芳年(1839~92)は、国芳門の逸材で、血みどろ絵で知られるが、武者絵、稗史画、美人画の他、時事報道など幅広く活躍、錦絵新聞や挿絵も多く手がけた。
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