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城西国際大学水田美術館は千葉県東金市にある大学付属の美術館です。
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新撰東錦絵 佐倉宗吾之話
しんせんあずまにしきえ さくらそうごのはなし
月岡芳年
つきおかよしとし
明治18年(1885)、大判錦絵2枚続、各35.4×24.0㎝、版元=綱島亀吉
佐倉宗吾は近世の義民。伝承によると、下総国印旛郡公津村(現成田市)の名主総代で、佐倉藩の重税に苦しむ農民を代表して将軍に直訴し、租税は軽減されたが、宗吾は妻子ともども処刑されたという。宗吾伝説は、歌舞伎狂言に脚色され、はじめ「東山桜荘子」、明治期以後は「佐倉義民伝」の名題に定着し現在に至り、宗吾の名を広く知らしめた。本作品は、直訴の前に帰郷した宗吾が、咎めが妻子に及ばないよう離縁状を書き置き、妻と子供たちに涙ながら別れを告げる場面。宗吾が領主に訴えるため京へ出ていた半年の間に、村の人々は離散し田畑は荒れ果てており、障子の継ぎや土壁の穴がその窮状を物語っている。
月岡(大蘇)芳年(1839~92)は、国芳門の逸材で、血みどろ絵で知られるが、武者絵、稗史画、美人画の他、時事報道など幅広く活躍、錦絵新聞や挿絵も多く手がけた。
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